感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ma-bo
84
万引きGメン。よく耳にする言葉だが実は通称で、スーパー等で万引きを見張る「保安員」さんの内情や万引き犯との戦いのエピソードをまとめた本。民間人なので現行犯で身柄を確保して警察に引き渡すまでが仕事。万引き犯を捕まえる事がない(万引きが起こらない)方が良いのだが、仕事をしている事になっているのだろうか?というGメンの矛盾した想いに複雑な心境を感じた。万引きを捕まえる事がゴールではなく、万引きが無くなる事が目標でそのためにはどのような取り組みや対策をなされているか等も後半にまとめられています。2023/01/20
to boy
32
スーパーや量販店などで万引きを見張る保安員、通称万引きGメンの内実を語ったちょっと面白い本。Gメンは基本は民間人なので職務質問や取り調べはできず、身柄を確保して警察に引き渡すのが仕事。一番良くないのは誤認してしまう事なので、確実に現認した場合だけ捕まえるそうです。万引きが無く平和な時も犯人を捕まえて仕事を果たした時も、どちらの場合も気持ちいいものではないそうです。万引き防止には「領域性」「監視性」「抵抗性」の三つが必要とのこと。我が家の無人販売所の泥棒にも何か策を講じたい。2022/12/06
kanki
15
NF。タイトル通り、憂鬱になる仕事だ。罪悪感や不条理など、やるせない2023/01/11
よしじ乃輔
6
警備会社設立により保安業務を受け持ち、万引対策として保安員Gメン雇用した著者。Gメンの活動や万引実録、警察との関係を綴る。万引きによる被害総額は、年間一世帯あたりに換算すると約3万円に上るだそう。そのほか、警備費用も売価に乗せざるを得ないとすると巡り巡って消費者が支払っている計算。著者が考案した防止システムの紹介も対策として記載。2023/04/12
てら
4
万引きGメンの仕事もいろいろと大変なんだなぁと思った。2023/05/13