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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いちろく
29
辛口です!主人公の女の子が祖父の映画館や商店街を復興させていく物語に、プロ野球の広島カープ史をリンクさせた内容。歴代のカープ選手の名前や有名スポーツ選手の名前が全て中途半端な誤字で表記されています。始めは誤植を疑ったのですが、全員違うので意図的なのでしょう。(例えば、黒田博樹選手なら黒川博樹)フィクションとしてカープ史を語りたいのか?真面目にカープ史を語りたいのか?私には理解出来ませんでした。カープファンではないけれど、カープの物語が書かれていると聞き興味をもったのですが合いませんでした。ごめんなさい。 2017/06/29
さんちゃん358
1
映画を先に観たのですが、ちょっと映画とは違った感じでした。映画でものすごく感動したのでかなり期待して読みました。こういうことを言うのは申し訳ないのですが、私は映画の方が感動しました。2019/02/16
neconeconeco
1
文字の大きさに吃驚したが、広島の寂れた商店街をカープの成功譚になぞらえて再生させていくストーリーは興味深い。地元民だからこそ分かる街の空気や雰囲気、市民の思いなどがよく伝わってきた。作者特有の比喩は斬新で、上手いなと思わせる表現も多々あったが、ちょっと濫用し過ぎていて、特に駄洒落を重ねる手法がしつこい。もっと的を絞った方が効果的だと思う。途轍もない人情と情熱に支えられて今のカープがあるのかと思うと、思わず胸が熱くなった。単なる地元のプロ野球チームの枠を超えた、他県民には分からない広島特有の文化なんだな~。2018/05/25
Urahomot
1
シャッター通りとなった商店街と、そこにある映画館の復活劇を、知られざる広島東洋カープの歴史になぞらえながら展開する物語。ぼくの中のカープの黎明期のエピソードは「はだしのゲン」で得た知識レベルだったけど、この一冊で、それを一気に深めることができました。と同時に、カープを支えてきた市民たちの力を改めて知り、カープファンであることを誇りに思いました。なかなか小説を読んで泣くことはないのですが、ここまで胸を熱くさせた本は久しぶりです。今シーズンのリーグ制覇目前。胴上げを静かな感動とともに迎えたいです。2017/09/09
ELMO
1
赤きイズムの話(笑)2017/08/18