内容説明
20世紀最後の200勝投手が紐解くCS進出への最後の一手。ブログ読者との一問一答、進歩するスポーツ医療…多角的な面からCS出場へのヒントを探る。
目次
セントラルリーグ
破天荒(2012年シーズンを振り返って)
チームリーダーの仕事
統一球の導入と、その影響
エースの存在
リリーフ陣の安定
4番…不在打線
平成24年野球殿堂入り記念特別インタビュー
読者と一問一答
医療とスポーツ
著者等紹介
北別府学[キタベップマナブ]
1957年生まれ。鹿児島県出身。1976年ドラフト1位で、広島東洋カープに投手として入団。1978~1988年まで10年連続2桁勝利を記録。1982年には20勝をマークし、最多勝、沢村賞に輝く。その正確なコントロールから「精密機械」と呼ばれ、山本浩二や衣笠祥雄らと共に、カープの黄金期を支えた絶対的エース。2012年に野球殿堂入りを果たした。通算成績は213勝141敗、防御率3.67(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カープ坊や
7
後半半分は北別府さんの ブログのコメント紹介だけですので この値段は割高感も! 万年Bクラスのカープが どうすればAクラスになれるのか? 書いてある事は もっともです。『完投しないマエケン リリーフ陣の酷使 無能な監督』と 私は解釈しました? ならば是非一度北別府監督も見てみたい。 追伸CS進出なんてどうでもいい! 私はカープに優勝してほしい! 2013/06/21
ぽん
3
勝てないのが当たり前な雰囲気を選手が持ってしまうと、それはどうなのかなあ。作中にプロだろ?という文章がありましたが、選手達はどういう風に思っているのかカープが好きだからこそ聞いてみたいと思いました。2013/06/14
みむら しんじ
1
みすみす完投できる投手を交代させて同じ中継ぎを酷使して夏場に脱落する毎シーズン。打てない打線でバントを繰り返してどうする。自身は現役時代に走塁にスランプなし、と言いながら監督になっては走ることのない3年間。いったいどういう野球をしたいのか分からない。北別府学が愛情を込めて叱咤と喝を与える刺激的な一冊を読了。2013/04/17
しじみ
0
★★★☆☆ 「本題:CSに出る為には(0.5)」、「殿堂入りインタビュー(0.2)」、「ブログのQA(0.3)」という構成でしょうか。タイトルの部分を期待しすぎると少しボリュームの少なさにがっかりするかもしれない。文章から北別府さんの優しい人柄は十分伝わりますが、提示されているカープの課題と策についてはこれまでファンが思い描いていたものとそれほど変わりはない。私がカープファンになったきっかけの試合(前田智徳の涙のホームラン)の秘話が書かれていたので+1点とした。2013/05/01
紺色の風書
0
☆☆☆☆