出版社内容情報
大阪市南部に位置する日本最初の公園の成り立ちとその
変遷に迫る。歴史・地理、神社や地域との関係、植生
などを綿密に考察し、古文書・絵地図・写真等カラー図
版300余点を収録。口絵カラー15葉。
古老に聞く地域の戦前・戦後(甦る光景1~4)、関連年表
を付す。
内容説明
日本最初の公園の成り立ちとその変遷に迫る。歴史・地理、神社や地域との関係、植生などを綿密に探求。古文書、絵地図、写真…カラー図版300余点。
目次
第1章 住吉大社と住吉公園(住吉公園の誕生;明治期の住吉公園界隈と潮湯館 ほか)
第2章 絵図や古写真からひもとく風景(絵図や古い地図から見る周辺の地理;上田貞治郎写真コレクション ほか)
第3章 まちの成り立ちと発展の中で(明治初期の住吉門前町;明治十八年阪堺鉄道開通 ほか)
第4章 都市公園としてのあゆみ(明治・大正・昭和期の公園利用から見る住吉公園の成り立ち―大正七年頃の住吉公園第一回目大改修に着目;住吉公園の近代史(大正初期)―太政官布達公園から近代的な公園に生まれ変わるために ほか)
第5章 植生や地形からみえる風景(住吉の松;住吉浦の地形的特質と生き物 ほか)
著者等紹介
水内俊雄[ミズウチトシオ]
1956年生まれ。大阪公立大学客員教授。都市問題に関わる都市社会地理学研究、歴史・地理的な地域誌研究に取り組む。新今宮駅周辺の地域アーカイブ誌編集委員
小出英詞[コイデエイジ]
1975年生まれ。住吉大社権禰宜。郷土史や伝統文化に関する教化活動をおこなう。『住吉っさん』編集者。ほかに一般財団法人住吉村常盤会評議員、帝塚山派文学学会運営委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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