内容説明
我が国最初の官立寺院。創建のいきさつや由緒と仏像をはじめとする財産目録から奈良時代の大寺院の姿を掘り起こす。
目次
はじめに―国家と仏教
1 『大安寺伽藍縁起并流記資財帳』とは
2 大安寺の「縁起」―その由緒といわれ
3 大安寺の資財1―仏・法・僧
4 大安寺の資財2―財物
5 大安寺の資財3―寺地と伽藍
6 大安寺の資財4―所領
7 大安寺の資財5―備蓄米
まとめ
著者等紹介
菅谷文則[スガヤフミノリ]
1942年奈良県生まれ。関西大学大学院修了。奈良県立橿原考古学研究所で古墳、寺院などの発掘調査に従事、北京大学留学、帰国後は中国考古学、シルクロード学にも取り組む。1995年から2008年まで滋賀県立大学教授。2009年から2019年まで奈良県立橿原考古学研究所所長を務める。2019年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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