出版社内容情報
文字や人に色を感じ、音に形を感じるなどの「共感覚」と、いわゆる超能力や心霊現象はつながっているかも。共感覚者である著者が考察文字や人に色を感じ、音に形を感じるなどの「共感覚」と、
いわゆる超能力や心霊現象はつながっているのではないか。
共感覚者である著者が、自らの知覚体験や調査と国内外の
事例を踏まえ、共感覚と「こころ」や「いのち」の関係性
を考える。
第一章 解明されてきた共感覚
最も多い「文字に色を感じる」/「感じる」「見える」「色の霧が
かかる」/「色つき玩具で覚えたから」ではない/音楽がカラフル
に見える「色聴」/紫色の四角柱が踊る/共感覚とメタファーの境
目/音視?―四つ葉のクローバーの声/かつおダシがきいた痛み/
不思議の国のアリス症候群/自分が周囲と違うと気づく日/超敏感
性格ゆえの生きにくさ/脳内司書のズボラによる記憶再生ミス
第二章 誰もが持つ共感覚
世界中の人がaに赤か緑を感じる/共感覚を自覚しない人々に行な
われた実験/青い音と黄色い音/誰もが持つ「図形の音」/動物の
名前にみられる音の有意偏差
第三章 何を感じとっているのか―謎を残す共感覚
他人と知覚を共有する「ミラータッチ」/井戸に落ちる子供/会っ
た人に色を感じる/オーラの正体は「プロジェクター型対人色覚」?
/天使の輪、天女の羽衣/「羽衣には重さがない」という設定が示
すもの/女性の排卵を感知する/野生の生殖能力の名残り/対極に
ある「死期に近い人の影が薄い」/「線香」の本当の由来は?/動
物にみられる「仲間の死期予知」/色と音で危機を察知する/失明
時に人の感情に色がつく/相手が自分を何色で見ているかが判る
第四章 共感覚と「夢のクロス」
霊的現象は共感覚の先にある/カギはアジアが持っている/共感覚
者と「夢」/黍が炊ける間に見た壮大な人生ドラマ/AV機器のよ
うな操作ができる「明晰夢」/夢の中の共感覚少女/探偵や淡島神
に頼んで再会を試みるが……/魂が遊びに行っている/『今昔物語』
に記録された夢クロス・一/今昔物語に記録された夢クロス・二/
世界各地で続けられる夢テレパシー実験/「ガンツフェルト状態」
における意識の送受信/夢うつつ状態で意識は何をしているのか/
心停止患者の魂が病院中を飛び回った/体外離脱と透視は異なる
第五章 意識は体外で何をしているのか
「地球意識プロジェクト」の世界規模実験/意識が体外の「光子」
を動かす/同期する脳活動/思春期までの少女のシンクロ/親しい
人の病患部が「見える」「聞こえる」/「小僧按摩」が見ていたサ
ーチビジョン/緊急時に出現したピンクの線画/目を使わず書物を
読んだラマ僧/さいはてのイタコが「降ろす」もの/「医者半分、
ユタ半分」/救命集中治療部の医師が語るもの/「この世とあの世
は同じ場所にある」/脳の磁気感知と地震予知/幽霊の姿を決める
のは「都合」/仏教圏の人は三途の川を見る
第六章 生まれ変わりと進化
見たはずがない「路上の京王線」の記憶/受乳とフスマのがらの記
憶/役人も検証した「勝五郎の前世記憶」/藤蔵の死後のふるまい
と私たちの「夢」の酷似/精子のころから覚えている子供/胎内記
憶と共感覚を結ぶ「HSP」/今あらためて「キリンの首」を考え
てみる/「意識」と「宇宙」
第七章 遊離意識群と「引き寄せ力」
意識群が絡み合って未来を作る/笑う門には福来たる/「虫の知ら
せ」や「天の声」/ハグやアニマルセラピーの効果/漁師は凶事を
予感する/「神に祈る」ことの意味/歌われない歌が示す「神的存
在との交渉」/人間にはスピリチュアルが必要
まとめ 私たちが自然界とつながっているうちに
参考文献
遠森 慶[トオモリ ケイ]
著・文・その他
内容説明
共感覚と、いわゆる超能力や心霊現象はつながっている!?共感覚…文字や人に色を感じ、音に形を感じるなど。共感覚者である著者が、自らの知覚体験や調査と国内外の事例を踏まえ、共感覚と「こころ」や「いのち」の関係性を考える。
目次
第1章 解明されてきた共感覚
第2章 誰もが持つ共感覚
第3章 何を感じとっているのか―謎を残す共感覚
第4章 共感覚と「夢のクロス」
第5章 意識は体外で何をしているのか
第6章 生まれ変わりと進化
第7章 遊離意識群と「引き寄せ力」
著者等紹介
遠森慶[トオモリケイ]
フリーライター。1964年、東京の古典芸能家系に生まれ家督を継ぐも、身体的理由で舞台を降り、出版やデザイン会社勤務を経て独立した。読める文字すべてに色を感じる共感覚と、操作可能なリアル夢(明晰夢)、不思議の国のアリス症候群などの精神様態が幼時からある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。