館長と学ぼう 大阪の新しい歴史〈1〉

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館長と学ぼう 大阪の新しい歴史〈1〉

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  • サイズ A5判/ページ数 283p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784862492852
  • NDC分類 216.3
  • Cコード C0021

出版社内容情報

大阪歴史博物館の学芸員による講演と、館長との質疑応答による連続講座を一冊にまとめたシリーズ第一弾。大阪歴史博物館の学芸員による講演と、館長との質疑応答による連続

講座を一冊にまとめたシリーズ第一弾。大阪の古代から近代まで、そ

れぞれの学芸員の専門分野について、あまり知られていない史実や最

新の研究成果を含め、図版を多用して解説。専門外の館長が分かり易

く話しを引き出していく。

前期難波宮にみられる建築的ネットワーク―――李 陽浩

 前期難波宮の建物をめぐる二つの研究方法/前期難波宮にみられる建築的

 ネットワーク―主に系譜論的アプローチから/ほか



難波宮研究史と山根徳太郎――――――――――伊藤 純

 法円坂出土の二つの古瓦をめぐって/法円坂周辺の地図/山根が見ていた

 と判明できる先行研究/ほか



中世大阪の古道を求めて―――――――――――大澤研一

 梅田街道とは/文献・絵図にみる梅田街道の歴史/寺社・集落から考える

 梅田街道の歴史/御幣島の歴史を探る/ほか



大坂町人が好んだ陶磁器―――――――――――松尾信裕

 発掘調査で明らかになった近世都市大坂/大坂出土の陶磁器の変遷/ほか



生人形とせともの祭―――――――――――――澤井浩一

 大阪の見世物興行/生人形と松本喜三郎/せともの祭の盛衰/瀬戸物一式

 造り物/ほか



庶民が楽しんだ近代大阪のさまざまな芝居―――船越幹央

 芝居を考える六つの多様性/明治末期の道頓堀を歩く/千日前へ/ほか



民生委員創設秘ストリー―――――――――――飯田直樹

 大阪府方面委員制度について/警察社会事業について/創設期方面委員制

 度の実態/部落事務員=方面警察官について/ほか



歴史系博物館における建築の展示をめぐって――酒井一光

 建築展示のさまざまな形/建築部材の収集/建築資料の展示



近代淀川漁業の姿を探る―――――――――――伊藤廣之

 江戸時代の漁師の村・組合・仲間/近代淀川漁業の従事者の分布/戦前の

 淀川漁業組合/大阪市漁業組合と漁業権/淀川汽水域の漁業と漁具・漁法

 /ほか

栄原 永遠男[サカエハラ トワオ]
1946年生まれ。専門は日本古代史・正倉院文書・東大寺史。大阪歴史博物館
館長・東大寺史研究所所長・大阪市立大学名誉教授。著書に『聖武天皇と紫
香楽宮』(敬文舎)、『東大寺の美術と考古』(法蔵館、共編著)など。

李 陽浩[リ ヤンホ]
1968年生まれ。専門は古代建築史・都市史。大阪歴史博物館主任学芸員。
論文に「中期難波宮をめぐって」(『ヒストリア』256号)、「前期難波
宮の内裏規模をめぐる一考察」(『建築史学』65号)など。

伊藤 純[イトウ ジュン]
1956年生まれ。専門は日本史全般。帝塚山大学・大阪商業大学非常勤
講師。著書に『森琴石と歩く大阪』(東方出版、共編著)、『歴史探
索のおもしろさ』(和泉書院)など。

大澤 研一[オオサワ ケンイチ]
1962年生まれ。専門は日本中世史、宗教史、大阪地域史。大阪歴史
博物館学芸課長。著書に『寺内町の研究』全3巻(法蔵館、共編)、
『岸和田古城から城下町へ』(和泉書院、共編著)、『秀吉と大坂』
(和泉書院、共編著)など。

松尾 信裕[マツオ ノブヒロ]
1953年生まれ。専門は日本考古学。大阪歴史博物館研究主幹(学芸
員)。近年の論考に「近世初頭の都市における町人地の形態と内部
構造」『国立歴史民俗博物館研究報告』第204集など。

澤井 浩一[サワイ コウイチ]
1962年生まれ。専門は日本民俗学、芸能史。大阪歴史博物館企画広報
課長。『天神祭 火と水の都市祭礼』(思文閣出版、共著)など。

船越 幹央[フナコシ ミキオ]
1964年生まれ。日本近代史・文化史。大阪市博物館協会学芸員。
著書『看板の世界』(大巧社)、『モダン道頓堀探検』『大阪の
橋ものがたり』(以上、創元社、共著)など。

飯田 直樹[イイダ ナオキ]
1971年生まれ。専門は日本近代史。大阪歴史博物館学芸員。論文に
「部落事務員について」(『大阪歴史博物館研究紀要』14)、「大
阪における水帳の伝来と帳切の終焉」(同15)など。

酒井 一光[サカイ カズミツ]
1968年生まれ。専門は、日本近代建築史。大阪歴史博物館主任学芸員。
著書に『窓から読み解く近代建築』(学芸出版社)、『大阪名所図解』
(140B、共著)など。

伊藤 廣之[イトウ ヒロユキ]
1956年生まれ。専門は日本民俗学。大阪歴史博物館副館長。共著に
『試みとしての環境民俗学』(雄山閣出版)、『日本民俗誌集成
第15巻』(三一書房)、『風景の思想』(学芸出版社)など。

内容説明

大阪歴史博物館の学芸員が専門分野の話題を語り、館長と質疑を深める連続講座から、難波宮、古道、陶磁器、芝居、近代建築、淀川漁業等の9回分をまとめる。

目次

前期難波宮にみられる建築的ネットワーク
難波宮研究史と山根徳太郎
中世大阪の古道を求めて
大坂町人が好んだ陶磁器
生人形とせともの祭
庶民が楽しんだ近代大阪のさまざまな芝居
民生委員創設秘ストリー
歴史系博物館における建築の展示をめぐって
近代淀川漁業の姿を探る

著者等紹介

栄原永遠男[サカエハラトワオ]
1946年生まれ。専門は日本古代史・正倉院文書・東大寺史。大阪歴史博物館館長・東大寺史研究所所長・大阪市立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。