ファッションコミュニケーション―魅せる服

高田 敏代【著】

東方出版（大阪）（2016/08発売）

• サイズ B6判／ページ数 211p／高さ 19cm
• 商品コード 9784862492678
• NDC分類 593.8
• Cコード C0095

出版社内容情報

ファッションディレクターが語る、人生の様々なシーンで成功するために知っておきたい、戦術・戦略を持った服の着方。ファッションディレクターが語る、人生の様々なシーンで成功するために知っておきた

い、戦術・戦略を持った服の着方。幸福を引き寄せる着こなしのスキル。なりたい

自分になれる装いのポイントを、色・形・心理等多彩な視点から解説。

　　はじめに



第１章　ファッションってなに

　　　服を着るということ

　　　服によって形成される社会的人格

　　　ドレスコミュニケーション?服は口ほどにものを言う

　　　コミュニケーションツールとしての服

　　　ファッションで夢は叶う!?



第２章　滑らかなコミュニケーションのために

　　　わずか数秒で決まる人間関係

　　　〈コラム〉第一印象を考える上で重要な鍵を握る「メラビアンの法則」

　　　「隠すより現わる」コミュニケーション

　　　ファッションで自分をプレゼンする

　　　失敗体験も引き出しにしまっておく

　　　対話する服



第３章　成功に導くファッション

　　　ビジネススーツは?鎧?

　　　〈コラム〉ラポール（信頼）の構築

　　　クールビズスタイルはリゾートスタイルではない

　　　ビジネススタイルは臨機応変に

　　　大切なプレゼンは勝負服で

　　　就活スーツは黒でいいの？

　　　出張や研修旅行のワードロープ

　　　モチベーションを上げるユニフォーム

　　　アフターファイブにもちょっとしたスキルが必要



第４章　五感とプラスワンを駆使する

　　　第六感でコミュニケーション

　　　五感を駆使したコミュニケーション

　　　キーワードは「共感力」

　　　頭の中のクローゼットは満杯であるほど、いい

　　　「お・も・て・な・し」のファッション



第５章　美人をあきらめていませんか

　　　美人はほんとうに得か

　　　美人の条件は目鼻立ちだけではありません

　　　〈コラム〉素肌美人と化粧品

　　　肌は心、内側の感性が美をつくる

　　　大人雑貨で美人モードに

　　　美人になる裏ワザは色のトリック



第６章　着る勉強をしてきましたか

　　　「三つ子の魂」が成長のカギ

　　　ドレスコードで大人の仲間入り

　　　クローゼットには一〇アイテム、二〇着あればいい

　　　「胸育」は女性のたしなみ

　　　下着の着替えは一日二回に

　　　ファッションの３Ｓ＋Ｓ



第７章　色で変わるコミュニケーション

　　　色と脳は仲がいい

　　　色のパワーを利用したケネディ

　　　あなたのパーソナルカラーは？

　　　マインドカラーはパワーをくれる

　　　マインドカラーとチャクラ

　　　服は三色、全身で使う色は五色以内が原則



第８章　コンプレックスとファッションコーディネーション

　　　　 ――「人は見た目が９割」と言いますが　

　　　あなたの劣等感は幻かもしれません

　　　そのコンプレックスと、どう向き合いますか？

　　　人の目をごまかすことは、とっても簡単

　　　悩みをカバーしてくれる着こなしのテクニック

　　　小顔じゃなくてもステキになれる！

　　　セルフプロデュースですっきりボディを手に入れる



第９章　ミニマルに生きると、すべてが身軽になる

　　　「持たない主義」を選択した人々

　　　ミニマルライフで価値観を再確認

　　　ミニマリズムと日本文化

　　　ファッションの世界のミニマリズム

　　　ゆがんだ「もったいない」精神の呪縛

　　　ミニマルな生き方から見えてくるもの



第10章　ファッションコミュニケーションでハッピーライフ！

　　　おしゃれを意識する習慣を身につけましょう

　　　失敗体験によっておしゃれセンサーが磨かれる

　　　自分探しとファストファッション

　　　自分を育てる服と出会う

　　　ファッションからのメッセージ



　　あとがき

　　参考文献

　　ファッション関連年表

?田 敏代［タカダ トシヨ］
1958年、京都生まれ。祖父は清水焼三代目陶工眞清水藏六。短大卒業後、繊維商社に就職。
ＯＬをしながら、レイデザイン研究所の夜学でファッションマーケティングなどを学ぶ。
同研究所でファッションコンサルタント専門職の勤務を経て、1986年、有限会社スタイリン
グオフィス・コアを設立し独立。独自のマーケティング手法で、企業のファッション商品企
画開発に携わる。また、百貨店をはじめ企業の人材育成に取り組み、現在は大学の講師も務
める。
?資格
?日本色彩研究所指導者認定　
東京商工会議所カラーコーディネーター１級
米国CCEincよりGCDF-japanキャリアカウンセラー認定
生涯学習開発財団認定コーチ資格
米国ＮＬＰ協会認定トレーナーアソシエイト
予防医学食養生士、薬膳食療法専門指導士

内容説明

成功に導く着こなしのスキル。なりたい自分になれる装いのポイントを多彩な視点から解説。ファッションディレクターが語る服の力の活用術。

目次

第１章　ファッションってなに
第２章　滑らかなコミュニケーションのために
第３章　成功に導くファッション
第４章　五感とプラスワンを駆使する
第５章　美人をあきらめていませんか
第６章　着る勉強をしてきましたか
第７章　色で変わるコミュニケーション
第８章　コンプレックスとファッションコーディネーション―「人は見た目が９割」と言いますが
第９章　ミニマルに生きると、すべてが身軽になる
第１０章　ファッションコミュニケーションでハッピーライフ！

著者等紹介

高田敏代［タカダトシヨ］
１９５８年、京都生まれ。祖父は清水焼三代目陶工眞清水藏六。短大卒業後、繊維商社に就職。ＯＬをしながら、レイデザイン研究所の夜学でファッションマーケティングなどを学ぶ。同研究所でファッションコンサルタント専門職の勤務を経て、１９８６年、有限会社スタイリングオフィス・コアを設立し独立。独自のマーケティング手法で、企業のファッション商品企画開発に携わる。また、百貨店をはじめ企業の人材育成に取り組み、現在は大学の講師も務める（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Koji tsk]

先日講義を受けた先生のオススメの一冊で、ファッションと心理学についてまとめられた本でした。ファッションの中心はやはり女性なので、女性においての記述が各所にあったため、男性の自分には全てが全て読みがいのあるものではなかったですが、自分のためになる部分も多くありました。自分の服装やその日の装いの色使いによって他の人からどう思われるの、どういう印象を与えるのかなどは、すぐに実践できそうです。また、一時期話題になった断捨離のような記述もあり、やはり着ない服をいつまでも勿体ないと残しておくのもやめようと思います。

2018/07/17

[ナタデココ]

図書館。私は基本的に形から入るタイプ。なぜなら、中身が外身に追いつこうと変化するということを経験則から学んでいるから。「自分を育ててくれる服選びのポイントは『目標とする自分に似合う服』を探すこと(一部略)」「人はまとった制服のしもべになる」ほんとこの通りだと思います。

2017/08/16