内容説明
歴史の流れや地域性に配慮しつつ、世紀と千年紀の転換期も意識して、日本の全体像を構想。記録本位に日常的な生活風景や人間模様の追求を優先し、世界屈指の海岸線の長さを誇る日本の「海洋性」と世界でも指折りの「超過密社会」。これらの日本的な特性にレンズを向けた。
目次
1 九州・四国・中国
2 近畿
3 中部
4 関東
5 東北・北海道
著者等紹介
中山昭吉[ナカヤマアキヨシ]
1930年京都に生まれる。京都大学文学部修士課程修了後、ナポレオン時代ヨーロッパ国際関係史研究のためワルシャワ大学(1962‐65、73)とウィーン大学(1965‐66)に留学。1968年から京都産業大学で西洋史を担当し、ロンドン大学客員教授(1981)を歴任して2001年退職、同大学名誉教授。京都大学文学博士。全日本写真連盟、日本風景写真協会に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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