映画秘宝ディレクターズ・ファイル
ジョン・カーペンター―恐怖の倫理

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  • サイズ A5判/ページ数 219p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784862488077
  • NDC分類 778.253
  • Cコード C0074

内容説明

長編デビュー作『ダーク・スター』から9年ぶりにメガホンをとった最新作『ザ・ウォード/監禁病棟』、さらには短編、脚本、出演作まで全作網羅!超コア研究本!鬼才監督のすべて。

目次

映画作家ジョン・カーペンター論
作品研究:『ザ・ウォード/監禁病棟』
作品研究:『要塞警察』
作品研究:『ハロウィン』
作品研究:『ニューヨーク1997』
作品研究:『遊星からの物体X』
作品研究:『スターマン/愛・宇宙はるかに』
作品研究:『透明人間』
作品研究:『マウス・オブ・マッドネス』
作品研究:『光る眼』
作品研究:『エスケープ・フロム・L.A.』
作品研究『ヴァンパイア/最後の聖戦』
全作品紹介

著者等紹介

鷲巣義明[ワシズヨシアキ]
映画文筆家。雑誌、書籍、映画パンフレット等に執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

梟をめぐる読書

5
その類稀なる反骨精神で『ニューヨーク1997』や『ゼイリブ』を撮り上げ、近作の『ゴースト・オブ・マーズ』ではロックミュージックと血みどろアクションとの過激な融合を果たしたジョン・カーペンター監督が最近気になっている日本の文化がなんとAKB!(笑)というだけでも買った価値はあった。『遊星からの物体X for AKB48』とか、ちょっと観てみたい感じもする。全員の生体反応検査(体内にエイリアンが潜んでいるメンバーがいて、ある反応によってそれを見極めようとする原作のシーン)だけで何十分掛かるのかわからないけど。2012/01/24

_Stroszek

2
2011年初版。映画雑誌やファンジンに発表された映画評や監督本人へのインタビューをまとめている。ポスター集や作品分析が充実(特にラブクラフトと『マウス・オブ・マッドネス』の関連を論じた箇所が白眉)。西部劇からの影響が強いことを本書で知る。黒沢清監督がカーペンターはジョン・フォードやホークスに続く王道と発言しているのが印象に残る。何度か本文で脚本が引用されているが、巻末参考資料欄に典拠が載っていないのが残念。「映画監督にメッセージがあれば、ボードを持って見せればいい」という黒沢明監督の言葉を引用するJ.C。2012/10/06

大黒一と減らない本たち

1
マウスオブマッドネスへの観望が強まってしまった2012/12/07

ヒロ

1
監修者・鷲巣義明が過去に発行した同人誌の記事や、映画秘宝掲載の記事、および、映画パンフレットやLD添付品からの転載(加筆訂正版)が主だが、書き下ろし記事も収録している。総執筆者数、13人。 「全作品解説」が労作だと感じます。一方、本の値段を考えると仕方がないとも思えるのですが…できれば、校正者を雇って欲しかった。5ページに1ヶ所は、誤字・タイプミスを見つける事ができそう。(年表の掲載順序も独特過ぎ…) ただし、それらの点を差し引いても、貴重で充実した【ジョン・カーペンター監督の研究本】だと思います。2012/08/05

quintia

1
この本とは関係ないけどマウス・オブ・マッドネスのDVDがなんで再プレスされないんだ? ていうかBD出てほしい! 朝松さんのインタビューが読みたくて買った。2012/02/07

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