内容説明
クビになった男たちの新たなる挑戦！アマチュアで輝かしい実績を残し、今年も多くのスター候補がプロ野球の世界に飛び込んだ。そんなまばゆい光の陰で、同じ数の選手が「戦力外通告」という名のクビ宣告を受ける。しかし、彼らは野球以外を知らずに生きてきた。野球を辞めてこれからどうやって生きていけばいいのか…。様々な屈辱、葛藤、苦悩を乗り越え、家族、そして自分のために立ち上がった六人の男たちの生きざまに迫る。
目次
第１章 堀幸一―「必要とされる人間」であるために
第２章 入来祐作―あまりにも愚直な野球人生
第３章 三井浩二―失敗から学んだ人生の教訓
第４章 大越基―教師・監督としての再出発
第５章 的場寛一―元阪神ドラ一、充実の新天地
第６章 三浦貴―夢に向かって握るハンドル
著者等紹介
美山和也［ミヤマカズヤ］
１９６７年千葉県生まれ。週刊大衆、週刊女性を経てフリーに。プロ野球、少年野球を含むアマチュア組織の取材をしている
加藤慶［カトウケイ］
１９７２年愛知県生まれ。編集プロダクション「ｓｔｕｄｉｏＫＥＩＦ」代表。記者、カメラマンとしてスポーツ紙や週刊誌に寄稿する
田口元義［タグチゲンキ］
１９７７年福島県生まれ。ライフスタイル誌などの編集を経て０３年よりフリーライターとして活動する。野球を中心にスポーツ総合誌などに寄稿。Ｎｕｍｂｅｒ Ｗｅｂにてコラム「野球クロスロード」を連載中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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団塊シニア
22
仙台育英高校時代甲子園準優勝投手に輝いた大越基の波乱に富んだ人生が惹きつける内容である。恩師竹田監督との出逢い、早稲田時代の挫折、ダイエー時代のプロ生活、そして大学に再入学教職の資格をとり早鞆高校に教師として着任、念願の野球部監督、その後監督として甲子園出場を果たす、まさに終わらない挑戦です。2013/03/03
Tommy おぢさん
5
くぅー！ドラフトで指名されて、プロ野球選手なるだけでも、凄い野球の才能と努力。アマチュアの凄い実績により、プロになったとしても、30歳前後で第2の人生の選択迫れれるとは… 常人では想像を絶する所の話なのですが、ついこのシリーズを読んでしまいます。（年末恒例になりつつあるテレビ番組も） この本に取り上げられているような人は、第2の人生に生きがいを見つけて頑張っている人たちの話なので、本当に励まされます。この歳になったからこそ、若い人から色々と教えられる作品。ネット購入2nd. 評価：☆☆☆☆★2014/08/12
Humbaba
4
プロ野球には毎年素晴らしい選手が入ってくる．しかし，それは同じだけの人数が毎年首になっているということでもある．そして，解説者やコーチ，監督といった陽のあたる場所に居続けられるのは，本当のごく限られた人間のみであり，ほとんどの人間は別の道を歩まざるを得ない．2011/11/03
海
1
これも前に読んだ同じシリーズと同じ感想。少し違うのはロッテの堀とか巨人の入来とか一時期活躍していて私みたいにあまりプロ野球に詳しくない人間でも知っているような人達が出ているところか。戦力外通告をされてからまだ時間が経っていない人が多いので、その後が気になるところ2014/09/04
手ぬぐいゲッター
1
プロ野球は厳しい世界なんだと感じました2012/12/18
