出版社内容情報
・なぜトワイライトエクスプレスの人気スイートは、2室しかないのか?
・なぜ東海道新幹線から500系が消えたのか?
・なぜJRは、SUICA、ICOCAの普及に力を入れるのか?
・なぜ青春18切符はロングセラー商品となったのか?
JRの人気サービスの「儲けのしくみ」を徹底解説!!
内容説明
鉄道会社が仕掛けるあの人気サービスの「儲けのしくみ」がわかる。
目次
1 山手線と東海道新幹線では、どちらが儲かっているのか―営業損益における売上とコスト
2 トワイライトエクスプレスのスイートが2部屋しかない理由―利益を最大化させる仕組み
3 大阪環状線に40年前の車両が走っているワケ―ストックを活かした資本投下
4 東海道新幹線を最安値で利用する方法―固定費と売上の関係
5 なぜ回数券や割引切符の種類がやたら多いのか―競合対策と価格設定の関係
6 Suica、ICOCAの普及をJRが進める理由―販売システムの多角化と手数料収入
著者等紹介
中嶋茂夫[ナカジマシゲオ]
株式会社中嶋商店代表取締役。インターネット活用コンサルタント。1967年大阪生まれ大阪在住。京都工芸繊維大学繊維学部高分子学科、ニューヨークFashion Institute of Technology卒業。ネットを活用した売上アップやコスト削減の講演会、顧問契約先の訪問で全国各地を飛び回る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
164
タイトルの件だけかと思いきや関西とかいろんな電車の利益をどうとっているのかが勉強のなった。トワイライトエクスプレスはもう無くなったんだったなぁ。残念。2020/06/07
魚京童!
13
計算の仕方によります。2016/10/13
たか
9
ページ順としては関東、関西、その他地方ですが首都圏に偏りなくわりと全国満遍なく紹介されています2016/12/10
baboocon
6
まずは、この本の著者はかなりの鉄道マニアだということ(笑) タイトルは最近のビジネス本にありがちな感じだけど、内容は鉄道ビジネスだけでよくここまで掘り下げたなという感じで、楽しめた。 タイトルにもなっているJRの2大ドル箱の収益性比較に始まり、電子マネービジネスへの展開やJR各社の販売手数料争奪戦など多岐にわたっている。2010/09/16
某ホテル管理人
3
JRについての鉄道ビジネスの本。JR各社がどうやって利益を出しているのかについてわかりやすい事例をもとに分析している。「山手線と東海道新幹線」からはデータをもとにJR東日本・東海のメインの稼ぎどころを分析する。車両1台とってもその内装や席の数は最大利益を生むよう合理的に決められている。個人的に面白かったのは、鉄道と高速バスの競争、新幹線と飛行機の競争の話。どうしようもなかった国鉄が民営化されてから、様々な法律の縛りが解けてJRは多角的な経営が可能になり、結果として大成功したといえる。JR通にはおすすめ。2012/07/13




