内容説明
四次元湖、巨大霊園、幽霊ゲーセン、化物屋敷、完全犯罪の実行現場…実話怪談発祥の地へ見当違いの殴り込み!好評シリーズ第三弾。
目次
第1章 幽霊ゲームセンターの四階で起こった十四の話
第2章 遠野の狐狸妖怪にまつわる十四の話
第3章 時空が歪む千葉県O池を回る三つの話
第4章 渡女のいるホテルで百物語会を開く十一の話
第5章 関東最大の心霊ゾーンY霊園をめぐる五つの話
第6章 『新耳袋第五夜』収録「庭」に関する二十二の話
第7章 大阪I山トンネルで幽霊の手形を取った二十の話
第8章 呪われた廃墟ホテルにリベンジする十の話
著者等紹介
ギンティ小林[ギンティコバヤシ]
1971年生まれ。東京都出身。ライター。守備範囲は映画から心霊、体験取材ルポまで幅広く活動
ヒロモト森一[ヒロモトシンイチ]
1966年生まれ。熊本県出身。漫画家。1992年、『シングルアクションアーミー』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さとちん@脊椎オパ3/10参戦
6
なんて不謹慎なんだ〜!と思いつつ、大人がなかなかやれない(やらない)事をやってくれてありがとう!とも思います(不謹慎過ぎるといたたまれないですが)ところでギンティさんがホテルで聞いた『ひゃひゅふぇふぇ』って『たすけて…』だったんじゃあ…。2011/08/10
おじ
5
ギンティ小林さん始めとする映画秘宝組が「埼玉愛犬家連続殺人事件」の現場に突撃。どっかで聞いたことある事件だと思ったら、園子温監督「冷たい熱帯魚」のモデルになった事件だ。2016/03/13
mimm
5
いわゆる話を集めただけの怪談本は嫌い(腹が立つので)ですが、この体張りすぎの体当たり本はやばい。はまるほど好きかも。不謹慎極まりないとは思うのだけど、この文章、ノリの良さというか語彙のチョイスが笑かせてくれて、怖いのだろうけどとてもエンタメ色の強い一冊でした。それにしてもやっぱり、生きてる人間が一番怖いよ。2013/05/21
ひなにゃんこ
5
★3.5 普通の心霊スポットでのおふざけもなかなかに不謹慎だけど、愛犬家殺人関連とか、生々しい不謹慎さ。 恐怖度は最近読んだ『爆発〜〜危ないパワースポット』に比べるとそうでもなかったけど、まとまりはあった。心霊写真や映像、どれもぼんやりし過ぎてよく分からないよ。2011/09/08
恣意果
4
3冊まとめて読んで見たが、まあいいノリ。ただ、一緒にDVDも手に入れて見てみると、臨場感があがるんだろうなあ。地元のヤンキー達との心温まるような触れ合いがステキです。実際に色んなスポットに行ったらそりゃもう怖いだろうなー、と思いながら笑って読む、そんな感じでした。2010/08/10