新書y<br> 石原慎太郎よ、退場せよ!

新書y
石原慎太郎よ、退場せよ!

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 191p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784862483911
  • NDC分類 318.236
  • Cコード C0236

内容説明

老害を撤き散らすだけなら退場せよ!無責任体質全開の新銀行東京問題、花道にしたいだけの東京オリンピック招致、差別発言とともに進む社会的弱者切り捨て政策、教育現場から教員までもが逃げ出す教育改革、そして身内に甘いだけの人事と処世術…。この十年、新自由主義とナショナリズムの波に乗り、東京に君臨してきた「小皇帝」石原慎太郎だが、「時代に求められた男」の賞味期限はもう切れている。

目次

第1章 「小皇帝」石原慎太郎の本質(吉田司、歌舞伎町で職質される!?;カラッ風吹く歌舞伎町;歌舞伎町・渋谷・秋葉原が変質した ほか)
第2章 石原都政が東京に残した傷跡(福祉は贅沢!?;止まらない障害者への差別発言;新自由主義的弱者切り捨て政策の推進 ほか)
第3章 石原慎太郎への退場勧告(「嵐を呼ぶ男」として再登場したのか;平等という価値観が薄らぐ時代;慎太郎を呼び出した新自由主義と大東京主義 ほか)

著者等紹介

斎藤貴男[サイトウタカオ]
ジャーナリスト。1958年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業。英国バーミンガム大学大学院修了(国際学MA)。日本工業新聞記者、プレジデント編集部、週刊文春記者を経て、フリーに

吉田司[ヨシダツカサ]
ノンフィクション作家。1945年山形県生まれ。早稲田大学在学中に映画監督小川紳介とともに小川プロを結成。70年から水俣に住み、胎児性の水俣病患者らと「若衆宿」を組織。水俣での体験をまとめた「下下戦記」(白水社)で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みんと

2
石原都知事の数々の言動に、動揺、困惑を隠せないでいる人は多いと思うが、確かに、弱者は切り捨て、強者だけが生き残ればいいというような優勝劣敗の思想では困る。例え、後から言葉を濁したとしても「文明がもたらしたもっとも悪しき有害なものはババア」発言は忘れることはできないし、養護学校や偏差値の低い学校への対応も疑問である。何事も強者と弱者や自己責任などという論理にすり替えてしまう考え方に不安は高まる。2009/09/10

T-山岡

0
確たる信念なく、ただトリックスターとしてだけ振る舞い、常に勝ち馬に乗ることで自身の権威を維持する。そんな無節操だけは一貫している(笑)のが石原氏ということか。確かに都政における彼の横暴は目に余るが、そんな彼を選択した、あるいは直接選択せずとも黙認してしまっているのは「我々」であるということを、一都民として重く受け止めたい。2010/03/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/176972
  • ご注意事項

最近チェックした商品