内容説明
スペイン映画伝説の怪奇俳優そのすべて!―重量挙げの選手から狼男ダニンスキーを演じる怪奇俳優へ、そしてヨーロピアン・トラッシュ・シネマを代表する怪作を監督することになる男、ポール・ナッシー。日本映画と無関係に見えるようで、実は密接なつながりがあった怪人ポール・ナッシーのすべてを網羅。
目次
第1章 ポール・ナッシーとスペイン・ジャンル映画史(ポール・ナッシー物語―大怪奇映画俳優の軌跡と奇跡;スペイン・ジャンル映画史―ポール・ナッシーが生まれた映画的背景)
第2章 ポール・ナッシー作品レビュー 1960‐1969(『キング・オブ・キングス』;『荒野の墓標』 ほか)
第3章 ポール・ナッシー作品レビュー 1970‐1979(『ワルプルギスの夜/ウルフVSヴァンパイア』;『Dr.ジキルvs.狼男』 ほか)
第4章 ポール・ナッシー作品レビュー 1980‐1989(『怨霊/女帝エリザベスの復活』;『残虐!狂宴の館』 ほか)
第5章 ポール・ナッシー作品レビュー 1990‐2005(『ライカントロープ/満月の殺人』;『学校の殺人鬼』 ほか)
著者等紹介
伊東美和[イトウヨシカズ]
1970年生まれ。出版社勤務を経て、現在は特殊書店タコシェ店長兼ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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