内容説明
歌うナイチンゲールに秘められた謎を解き明かせ!世代を超えて読み継がれるナンシー・ドルー物語の未訳長編。高貴な老婦人を巡る陰謀に巻き込まれたナンシー・ドルーの活躍。
著者等紹介
小笠原由美子[オガサワラユミコ]
雑誌編集、コピーライター、フリー校正者などを経て翻訳の道へ。別名義によるロマンス小説多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
愛玉子
11
ナンシー・ドルー!なんとも懐かしい気持ちになる名前。小学生の頃読み漁ったシリーズの新刊(というか未訳作品)ということで興奮冷めやらぬまま読み始め、お父さんは弁護士なのよね、そうそう、親友はベスとジョージだったっけ、それにボーイフレンド!数人いる中から選ぶなんて素敵すぎる!と、本筋とは関係ないところで盛り上がってしまいました。アメリカの高校生活の雰囲気(ナンシーが車の運転をするとか、プロムとか)に憧れたあの頃を思い出し、しばし甘酸っぱい気持ちに。上品かつ大胆不敵、魅力的なヒロインは健在でした。2014/07/17
天乃かぐち。
8
シリーズ20作目。ナンシードルーのいわゆる、オリジナルクラシックスの一冊。雰囲気が良い。2022/07/29
うずぴ
6
新しいシリーズのものがないか、なんとなく図書館で検索してまさかの発見でした。 思わず何度も確認をしてしまい動揺(笑) ハンナがグルーエン婦人となっていた事と、愛車のコンバーチブルが出てこなかったのが残念でしたが、ナンシーは相変わらず活発な少女で危なっかしさもあったりで、ニヤニヤしながら読んでしまいました。 ネッドが時々ぞんざいに扱われているのがまた微笑ましかったです。 またシリーズの翻訳が出てくれるとうれしいです。 2017/01/27
飛鳥なつめ
5
図書館の棚に鎮座するこの本を見た時には目を疑った。創元推理文庫のシリーズを読了してしまい、少し寂しい気持ちになっていたところだったので。まさか未訳作品がこんなタイミングで出てくれるとは!いざ読み始めると止まらず、予定外の一気読み。ナンシーは勿論、カーソンパパやハンナ、ベスにジョージ、はたまたネッドにヘレンまで!お馴染みの登場人物が勢揃いで嬉しかった。今回は王族の宝石箱に関わる秘密と、そこに絡む様々な事件を解決したナンシー。相変わらず快活で、思いやりがあって、魅力的だった。他の作品ももっと翻訳して欲しい!2014/09/16
ぐみご
3
ナンシー・ドルーものを読むのは今回がはじめてだったけど、スムーズに物語の世界に入れた。主人公のナンシーが魅力的で、ストーリーもテンポ良く展開するからだと思う。小、中学校の頃に読んだ探偵小説みたいな雰囲気。いや、ホント、なつかしいなぁ。オススメです。2015/04/01
-
- 和書
- 韓国司法制度と梅謙次郎