内容説明
あらかじめ名著があるのではない。自分にとって出会うべき名著があるだけだ。名著幻想から自由になり、既成概念にとらわれない多読が、自己の可能性をたぐり寄せる。誰もができると思っている「読む」ということ。それだけに意識的に実践されていない盲点が潜む。しかし、読むことは確固たる「技術」である。ベストセラーを何冊も世に送り出してきた敏腕編集者がプロの「読む技術」をはじめて明かす。
目次
第1章 読むコミュニケーション(誰も答えることができない、「読む=教育」問題であるということ;読むことは技術である ほか)
第2章 読む術(何のために読むの?その答えは4つしかない;好き・嫌いリストの作成 ほか)
第3章 あなたは本当に読めているか?(いったい何のことを言っているのでしょうか?;どのように生きますか? ほか)
第4章 プロの読み方(付き物は商売のための化粧である;巻頭・巻末はジャムパンのジャム(最重要) ほか)
第5章 読書とは生きるためのコンセプトである(知識という考え方が変わる;キャリアは必然的に断絶する ほか)
著者等紹介
川辺秀美[カワベヒデミ]
編集者・コンサルタント・株式会社スカイライター代表取締役。1968年横浜市生まれ。立教大学文学部ドイツ文学科卒業。大手就職情報会社・文化放送ブレーンを経て、書籍編集者へ転職。「夢をかなえるゾウ」でミリオンセラー作家となった水野敬也氏を発掘する。ビジネス書籍編集者として異色のヒット作品を数々送り出し、そのほとんどが執筆者にとって処女作である。現在は、独立し、「編者」というコンセプトを社会に還元するために、「読む技術・書く技術」をコンサルティング展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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