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カリスマ編集者の「読む技術」

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  • サイズ 新書判/ページ数 191p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784862483508
  • NDC分類 019
  • Cコード C0230

内容説明

あらかじめ名著があるのではない。自分にとって出会うべき名著があるだけだ。名著幻想から自由になり、既成概念にとらわれない多読が、自己の可能性をたぐり寄せる。誰もができると思っている「読む」ということ。それだけに意識的に実践されていない盲点が潜む。しかし、読むことは確固たる「技術」である。ベストセラーを何冊も世に送り出してきた敏腕編集者がプロの「読む技術」をはじめて明かす。

目次

第1章 読むコミュニケーション(誰も答えることができない、「読む=教育」問題であるということ;読むことは技術である ほか)
第2章 読む術(何のために読むの?その答えは4つしかない;好き・嫌いリストの作成 ほか)
第3章 あなたは本当に読めているか?(いったい何のことを言っているのでしょうか?;どのように生きますか? ほか)
第4章 プロの読み方(付き物は商売のための化粧である;巻頭・巻末はジャムパンのジャム(最重要) ほか)
第5章 読書とは生きるためのコンセプトである(知識という考え方が変わる;キャリアは必然的に断絶する ほか)

著者等紹介

川辺秀美[カワベヒデミ]
編集者・コンサルタント・株式会社スカイライター代表取締役。1968年横浜市生まれ。立教大学文学部ドイツ文学科卒業。大手就職情報会社・文化放送ブレーンを経て、書籍編集者へ転職。「夢をかなえるゾウ」でミリオンセラー作家となった水野敬也氏を発掘する。ビジネス書籍編集者として異色のヒット作品を数々送り出し、そのほとんどが執筆者にとって処女作である。現在は、独立し、「編者」というコンセプトを社会に還元するために、「読む技術・書く技術」をコンサルティング展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kubottar

21
万年筆は想像力を刺激する文房具との下りが印象に残った。確かにインクが飛び散ったりするから集中して書いてるかな。2017/02/08

HiroNuma7

18
図書館本。タイトルに惹かれて読んでみました。本書では、読む技術の他に読書の重要性、厳密には多読の必要性を説いています。多読をすることで、語彙力と思考力を向上させるという内容は、語彙力がない私は身につまされる内容でしたが、納得もできました。他にも読むジャンルを4つ(感動、生命、経済、娯楽)に絞る、質とは量でしかない(質に当たるには、量が必要)など興味深い考え方がありました。ただ、具体的な読む技術は、他の書籍でも見たことのある内容で、目新しいものはありませんでした。2016/11/21

Koki Miyachi

8
ビジネス書編集者として、数多くの新しい才能を発掘してきたカリスマ編集者の読書指南書。「本を読むことで、あなたの人生を思い描いている方向に変えられる。」コンセプトはとても明快。本を読むことの優位性を認識して、読むことを人生の具体的な成果に結びつける創造的読書のすすめだ。目的意識を持ち自分の読書を常に改善する姿勢は、大事だけれどもついつい忘れがち。自分を客観視しながら、しなやかに軌道修正を意識する読書姿勢を心掛けよう。この本はそんな時の頼りになる道標になりそうだ。2015/11/26

Koki Miyachi

5
再読。編集者の見方で、読むことの本質を見直すことができる一冊。自分の読書の立ち位置を再確認。2019/02/05

Takahashi Shoichi

2
気づきが多かった。まずは多読に挑んでいく。また読み返したい1冊。2018/12/18

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