感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
harass
59
泣く子も黙る映画秘宝のムック。県立図書館の蔵書を調べるとこれがあった。要するに、人体破壊のシーンがある映画のことだ。スプラッタものやホラーが主。だが、見せ物としての映画として、悪趣味で残虐なシーンを売りの映画は尽きることがなかったとする。大御所のダリオ・アルジェント、ジョン・カーペンター、ルシオ・フルチは当然として、スピルバーグ映画や子連れ狼、金田一シリーズなど、意外な指摘もある。「13日の金曜日」制作秘話、もともと題名だけが一番最初だったなど、アメリカ映画の検閲とその抜け道など、興味深い話も多い。2017/08/24
nappyon
3
あーーーー面白かった!!!!!!!読みながらいろいろ考えたりもしたけど、とりあえずヒャッハーと笑いながら楽しむのが切株映画の良さであり、この本の良さでもあるのかなーと思いました。各記事の筆者も楽しそうで何より。2013/12/16
アナクマ
2
(p.18)「自分が知っている範囲のことしか許容できない」という許し難い偏狭さがある。「ファンタジー」イコール「自分たちが想像した範囲の、妖精やらメガネの魔法使いやら白熊やらが出てくるフワフワした世界でなくてはならない」という主張がこの苦情の本質である。表現の内容を観客が狭めていいと思っているわけで由々しき問題だと思うが、もちろんクレーマーは『パンズ・ラビリンス』の人体破壊表現がお気に召さなかったのである。2016/11/28
カトキチ
2
人は何故ホラー映画を好んで見るのか?を解説した冒頭が秀逸。2008/02/25
ジョニジョカ
1
ギンティ小林の空飛ぶギロチン映画特集と豚の話が面白かった2017/01/26
-
- 和書
- 日本古代宮都史の研究