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もう日本を気にしなくなった韓国人

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  • サイズ 新書判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784862481979
  • NDC分類 319.21
  • Cコード C0222

内容説明

あなたの知らない「韓国」がここにある!二〇〇二年のワールドカップを境に、過剰で醜悪だった韓国のナショナリズムは劇的に変貌した。チャイナタウンを復興し、世界中にコリアンタウンを作る韓国人。彼らはアジアで初の対米FTAを締結し、グローバリズムへと船出した。教育移民熱、留学熱、そして海外不動産投資…もう、日本を上目遣いで見上げたりしない。「いま」を疾走するコリアンたちの、現在進行形の物語。

目次

序章 逆転する日韓のナショナリズム―この五年間に何が変わったか
第1章 もう、日本のことは気にしない―進む「脱日本」現象
第2章 「反米」と「親米」のはざまで―十人十色の対米感情
第3章 仁川チャイナタウン始末記―中国に注がれる熱い視線
第4章 ナショナリズムの解体、そして北朝鮮問題
終章 韓国人の韓国、私の日本

著者等紹介

伊東順子[イトウジュンコ]
1961年愛知県豊橋市生まれ。フリージャーナリスト。愛知大学文学部中国文学科卒業。1990年に渡韓、延世大学、梨花女子大学で韓国語を学ぶ。ソウルの日本語学校、テレビ番組の制作会社、新聞社などでの勤務を経てフリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

聖月

1
最近、韓国を勉強し始めた。2年くらい前から。きっかけは、Amazonプライムで触れるようになった、韓国ドラマ、映画である。そして、韓国語教室に通って1年経った。今だけを見れば、アイドル前線で日韓は同じ視点で眺めることができる。食べ物も、韓国からどんどん入ってきている。だがしかし、今見る韓国はつい最近の韓国なのだ。朝鮮戦争、軍部政権、ベトナム派兵、IMF通貨危機(国歌崩壊寸前)等々。つい最近まで、日本の歌も歌えなかった国。潮目が変わったのは、冬ソナ辺りから。本書は2007年時点での、韓国の定点分析本。2024/06/09

とかげ

1
韓国はそんなに日本を嫌いではないかもしれない。著者によれば日韓W杯を境にナショナリズムが変化したとのこと。 私の韓国知識の大半はインターネットからだ。そして反韓を主張するブログやらまとめやらの情報はとても古い…著者の指摘を読んで、抱えていた違和感が落ち着いた。韓国が世界を見て日本ばかりを気にしなくなったと同時に、日本は世界を見て反韓に進んだようにも思う。引き篭もっていても進展しないだろう。韓国の若者は日本の漫画もアニメも好きで、日本に対して割合と好意的だそうなので、未来に期待。2013/09/17

tomo

1
成田空港の書店でタイトルに惹かれて思わず購入。格差問題やグローバリゼーションへの韓国の対応ぶりなど、“いまの韓国”を知ることができる良書だと思う。奥付を見ると、発行日が2007年9月のようなので、もしかしたら現在進行形の韓国の姿は本書で書かれているのよりも、さらに先へと進化しているかもしれない。2009/06/22

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