内容説明
近頃グーグルの検索結果にはノイズが多い！揺らぐ検索結果への信頼、グーグルの連続シェア拡大がストップ！Ｗｅｂ２．０的サービスの知られざる盲点、弱点とは何か？巷にあふれる礼賛本とは一線を画す初のＷｅｂ２．０批判書。Ｗｅｂ２．０という空疎な言葉を弄ぶ新たな支配階級を引きずり降ろせ。
目次
序章 あえて行うＷｅｂ２．０礼賛―Ｗｅｂ２．０ホメ殺し
第１章 Ｗｅｂ２．０は誰にとっての金脈なのか―猫も杓子もＷｅｂ２．０という状況を嗤う
第２章 グーグルはフリーライドキング（タダ乗り王）だ―Ｗｅｂ２．０企業の意外な盲点とは？
第３章 集合知を必要以上にもてはやすな！―グーグル礼賛はグーグル設計者を神として祈りを捧げる行為に等しい
第４章 Ｗｅｂ２．０で生まれる情報格差社会―Ｗｅｂ２．０的社会で置き去りにされる人々
第５章 Ｗｅｂ２．０が消えてなくなる日―グーグルのビジネスモデルの死角、そして破綻までをシミュレートした未来
著者等紹介
宮脇睦［ミヤワキアツシ］
１９７０年生まれ。プログラマーを振り出しにいくつかの職を経た後、有限会社アズモードを設立。クライアントに対しＷｅｂの効果を最大限に発揮してもらうための営業戦略付きホームページを提案、開発する（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Manabu Yoshimura
4
５年以上前に刊行された本かな？確かにGoogle礼参ばかりは危険かもしれないけど社会の受け入れ方はwebを見事に活用しているように思う。2011/01/06
Kentaro
1
ダイジェスト版からの要約 Web2.0の覇者グーグルの検索技術はオープンソースに支えられているが、グーグルにはクローラー（ロボットが集めてきた情報を自動的にデータベース化するプログラム）が集積したWeb上の情報が蓄積されている。検索時に瞬時に世界中を飛び回って情報を集めてきて来ているのではなく、蓄積した情報の中から表示している。グーグルは蓄積された情報を検索する技術だ。これは「データ」がなければ成り立たない。もう一つの雄amazonも購入履歴やカスタマーレビューといったデータ解析によって支えられている。2018/06/21
虫歯野郎
0
宮脇睦さんを最近知ってあわてて読んだら非常に面白い。 足立区の賢人です2010/09/04
