内容説明
「夫は夢中、妻は反対」「夫は無関心、妻が熱望」―そんな悩みを一人で抱えるより、移住者の経験を学べば、自分の家庭に応用できるヒントがある。尻込みせずに、高いハードルを越えた経験者の声を聞いてみよう。それぞれの家庭の事情を超えて、夫婦いっしょに田舎暮らしを実現する方法がある。
目次
第1章 田舎暮らしで夫婦のあり方を見直す(もう一つの二〇〇七年問題;脱都会のさまざまな課題;田舎生活をためらう理由)
第2章 円満に移住するためのステップ(夫婦を作り直す;目的を明確にする;相手に興味をもってもらう;理解を得るための対策)
第3章 夫婦で田舎を楽しむヒント&実例(素朴な不安に対する答え;「田舎=不便」は本当か;仲間や仕事は見つかるか;災害、福祉、老後への目配りは?;円満移住の実例)
第4章 最後の選択「都会と田舎の二重生活」(二重生活の実情;スタイル研究;二重生活を成功させるキーワード)
著者等紹介
山本一典[ヤマモトカズノリ]
田舎暮らしライター。1959年北海道北見市生まれ。神奈川大学外国語学部卒業。85年から田舎暮らしの取材を始め、日本でただ一人の田舎暮らしライターとして活躍。『田舎暮らしの本』(宝島社)では創刊当時から取材スタッフとなり、現在も連載「田舎のレシピ」の構成などを担当。2001年から福島県都路村(現在は田村市都路町)に移り住み、農村内部で田舎暮らしのさらなる可能性を模索している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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