内容説明
ライティングは、カメラやアートの技術がどれほど進歩しても、決して廃れることのないトピックです。どんなに高性能な機材を使っても、素晴らしい結果を得るには、ライティングに関する多くの思考と洞察が必要です。この重要なスキルをマスターすることで、あなたの写真は飛躍的に向上し、効率化を図ることもできるでしょう。本書では、光の性質と原則に関する包括的な理論を、実用的な応用例で説明します。写真、図、ステップ・バイ・ステップの解説が特徴で、さまざまなレベルのフォトグラファー、カメラマンに対応します。表面、金属、ガラス、液体、両端(白地に白、黒地に黒)、ポートレートなど、最も難しい被写体のライティングに関する貴重な情報を提供します。ライティングのスタイルは進化しても、光の科学は普遍的です。ライティングの基本的な物理法則を理解すれば、その知識を幅広いスタイルに応用することができるでしょう。
目次
1 ライティングを学ぶにあたり
2 光:撮影の原料
3 反射とアングル
4 表面の見え方
5 形や輪郭の見せ方
6 金属
7 ガラス
8 ポートレート
9 両端:白地に白/黒地に黒
10 ロケ地での撮影
11 撮影スタジオのセットアップ
信頼できるサプライヤー
著者等紹介
ハンター,フィル[ハンター,フィル] [Hunter,Fil]
広告やエディトリアルイラスト用の静物写真、特殊効果写真を専門とする著名な商業写真家。30年以上にわたるキャリアの中で、America Online(AOL)、US News、Time‐Life Books、Life Magazine(表紙27点)、全米科学財団、National Geographicなどをクライアントとしてきた。大学では写真撮影を教え、多くの写真出版物の技術コンサルタントを務めた。Virginia Professional Photographer’s Grand Photographic Award(バージニア州プロ写真家大賞)を3度受賞
ビバー,スティーブン[ビバー,スティーブン] [Biver,Steven]
20年以上の経験を持つ商業写真家。ポートレート、静物、フォトモンタージュ、デジタル加工を専門とする。Johnson&Johnson、USDA(米国農務省)、William&Mary College、Cond´e Nast、IBMなどをクライアントに持つ。Communication Arts、Graphis、HOW Magazine、Adobeなどの賞を受賞。Adobeはその作品をPhotoshopの「特典」ディスクに収録し、他の写真家にインスピレーションを与えている
フークア,ポール[フークア,ポール] [Fuqua,Paul]
35年以上にわたり、エディトリアル&ワイルドライフ・フォトグラファーとして活躍。1970年に自身のプロダクションを立ち上げ、ビジュアルを使った教育に注力している。法律、治安、歴史、科学、環境などさまざまな分野で教育/研修教材を執筆・制作。過去10年間で、自然科学と地球規模の生息地管理の必要性を扱った教材を制作してきた
リード,ロビン[リード,ロビン] [Reid,Robin]
30年以上、プロの写真家として活躍。主なクライアントは、連邦裁判所(連邦最高裁判所、連邦租税裁判所、連邦巡回区控訴裁判所)のほか、Domino’s Pizza、Time‐Life Books、McGraw‐Hill、American Management Corporation、Diabetes Forecast(アメリカ糖尿病協会が発行する雑誌)、Heckler&Kochなど。バージニア州プロ写真家協会より、Best Portrait of a Childを含むさまざまな賞を受賞。長年にわたり、Art League of Alexandriaで「Studio Portraiture]と「Tools of Photography」のクラスを教えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。