内容説明
「構図」「露出」「光」「レンズ」の基本、そして「自分の目で見る」ことの大切さをやさしい言葉で説明する、写真撮影の入門書。各トピックが見開きページで完結。携帯電話のカメラから一眼レフまで、どんな機種にも応用可能。世界に知られる50人の傑作写真からテクニックと実践法を抽出!必要十分な情報を「最短で」吸収。
目次
構図(リーディングライン;横長か、縦長か ほか)
露出(撮影モード;「プログラム」モード ほか)
光(ハードライト;ソフトライト ほか)
レンズ(レンズ入門;広角/短い焦点距離 ほか)
見る(決定的瞬間;完璧さに潜む危険 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tom
19
写真のお勉強本は数多く出版されている。この本もそのたぐいの一冊なのだけど、要点をとてもシンプルに説明してくれる。とても分かりやすい。例えばISOのこと。何の役に立つのか、私の中でははっきりしていなかったのだけど、この本を読んでやっと理解できた。ページ数を考えるとお値段少々高すぎだけど、このくらいスッキリしているのが良いのかもしれない。良書だと思う。写真を撮るときに考えるべきことを整理してくれたという読後感を持った本でした。2021/10/22
FK
3
題名通りに実作というか、有名な写真を例にして解説していくもの。50枚あるようだが、ただの一枚も見てなかった。知っている名前もアンリ・カルティエ=ブレッソンと森山大道くらい。なるほどと思えるものもあれば、分からない写真もある。やはり自分にピンときたものを撮ることが大事なのだろう。技術的には、基本はシャッター速度優先か、露出優先かで撮るのが良いようだ。デジタルカメラの時代になったので、試してみてすぐにその結果を見ることができるのがいい。2022/01/18
ぼる
2
外人著者の日本訳本、撮影時の心掛けや工夫したい点を傑作写真の解説を通して学ぶことができた。専門要素は少なめでとても読みやすい。写真が撮りたくなる本。2024/03/12
shin
1
写真入門書で今まで読んだ中で一番良かった。写真家の写真を見ながら、どのようなテクニックが使われているか解説してくれている。文字に頼らず写真に語らせる説明が好み。2024/02/27
hosakanorihisa
1
英語版も持っていて、以前から写真教本ベストと思っていた。掲載写真面白い、おすすめ。 2023/02/01