内容説明
考え抜かれた精緻なディテールを描くことで知られるマテウ=メストレが、ボールペン、グラファイト鉛筆、デジタル、グレースケールの4つのアプローチからドローイングを解説します。それぞれの長所と短所を知り、生かす方法に加え、作品を調整して最善の結果を実現するデジタル編集テクニックも紹介します。頭髪に反射する光の描写から、シーンのドラマを盛り上げる雨の描き方まで、貴重なテクニックを学びながら著者の素晴らしいアートワークを楽しめます。すべてのレベルのアーティストに、学びやモチベーションをもたらす1冊です。1本のペンや鉛筆、タブレットで可能になる、驚くべきストーリーテリングの世界を発見しましょう。
目次
1 ボールペン(基本;脳と手の連携に慣れる ほか)
2 グラファイト鉛筆(極上のドローイングツール;方向と構造の感覚 ほか)
3 デジタル手法(基本、再び;白黒/ペン画調 ほか)
4 グレースケール(グレースケールの全階調を使って描く;要素を周囲の環境に馴染ませる ほか)
著者等紹介
マテウ=メストレ,マルコス[マテウメストレ,マルコス] [Mateu‐Mestre,Marcos]
スペインのパルマ・デ・マヨルカ出身。ビジュアルコンセプト、アナログのアニメーションレイアウト、グラフィックノベルの分野で活躍するアーティストで、長編アニメーションの業界で30年の経験を重ねている。クレジットされた主な映画作品は「バルト」「プリンス・オブ・エジプト」「サーフズ・アップ」「ヒックとドラゴン2」。長編映画の制作においては、主にドリームワークス・アニメーションおよびソニー・ピクチューズアニメーションの作品に参加し、デザインおよび映画としてのフレームの構図、ライティング、ビジュアルコンティニュイティなどといった側面を専門に扱ってきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。