出版社内容情報
CGWORLD編集部[シージーワールドヘンシュウブ]
内容説明
3DCGを中心とした映像制作技術を徹底取材!!アニメ制作の「現在」を知る!
目次
FEATURE 君の名は。
REGULAR(機動戦士ガンダムTHE ORIGIN;魔法つかいプリキュア!;IDOLiSH7『RESTART POiNTER』MV;アクティヴレイド―機動強襲宝第八係;ツキウタ。THE ANIMATION;プリパラ み~んなのあこがれ レッツゴー☆プリパリ;ガールズ&パンツァー劇場版;ばくおん!!;DAYS;不機嫌なモノノケ庵;ブブキ・ブランキ;SUSHI POLICE;horror;甲鉄城のカバネリ)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
参謀
1
まず、分厚い…『君の名は。』の円盤がもうそろそろ発売になりますが、ここで特集されている背景CGを見て、やはり美しいなと思いました。どんな感じに作成されているかも書かれているので、アニメーターには重宝されるかもしれないですね。確かに写真から起こすCG背景は平均的にクオリティの高いものが作られるようになりました。低賃金が問題になっているアニメ業界なので、かなりいい事だと思いますし、手描きに拘る必要もないと思っています。でもその反面、個性的で、独創的な背景は少なくなってきたこともあると思います。2017/07/22
富士さん
0
新海監督の画面の作り方が丁寧に取材されているのがいいですね。CG誌でここまで撮影処理を中心に特集されるのは珍しいのではないでしょうか。個人的には一目でそれと分かるガリガリモデルを組むタイプのCGより、ひっそりとアナログ処理と入れ替わり、新たな処理方法を可能にしているデジタルの利用法に興味があるので、新海監督さまさまといった感じでした。どこまでの表現をCG制作ソフトでやるのか、AFのプラグインで出来るのかみたいなことは現場では自明でも多職種からでも分かりにくいと思います。そこの体系的な説明が欲しいですね。2017/09/24