内容説明
古くからアトリエで伝えられてきた古典技法を学ぶ、ドローイングの入門書です。優れた現代アーティストの著者ジュリエット・アリスティデスが、時によって磨きあげられた理論と技法に基づき、現代的なドローイングの過程を分析し、説明します。また、制作過程の理解とドローイングの制作に必要な要素や周辺知識についても取り上げます。イタリアのフィレンツェで撮影された美しい映像が付属(ダウンロード)。レッスンを動画で見ることで、学習内容の理解が進みます。
目次
1 はじまりのライン―アーティストの目から見た世界
2 調和のとれた関係―比率の研究
3 エレガントな輪郭―ラインに関する考察
4 奥行きの錯覚―3番目の次元
5 明度の構図―グレーの濃淡のパレット
6 光と影―フォームと質感を描き出す
著者等紹介
アリスティデス,ジュリエット[アリスティデス,ジュリエット] [Aristides,Juliette]
類まれな才能をもつアーティストで、教育者。古くから伝わるリアリズムを重視したアトリエムーブメントに深い造詣があり、豊富な知識に裏打ちされた教育を行っている。National Academy of Design、Pennsylvania Academy of the Fine Artsで教育を受けた後、さまざまな個人アトリエでも学んだ。現在は、ワシントン州シアトルにあるGage Academy of Artで、Aristides Classical Atelierと名付けたコースを受け持っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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