内容説明
女性が本来もっている力を最大限に活かす「自然なお産」に注目し、その情報を集めたもの。偏った情報にならないよう、産科医、助産師、そして自然なお産を経験した育児関連の研究者が集まり、それぞれの立場から「自然なお産」について解説。
目次
自然なお産に挑戦しましょう―産科医からのアドバイス(あなたらしさを応援;自然なお産とは;自然なお産を行うために;自然なお産の実践に向けて;自然なお産の特徴;自然なお産ができないケース;自然なお産をするために必要なこと)
自分を大事にして自然なお産を―助産師がお手伝いできること(お産の不思議;自然なお産のために心がけること;自然なお産へ向けての準備;自然なお産のすすみ方;自然なお産をするために必要なこと;自分を大事に思う、そんなハートを伝えつなげて)
自然なお産で家族も幸せに―経験から得たものは(すべてはお産がきっかけ;自分のお産は自分でプロデュース;自然なお産のすすめ;経験をプラスにして)
座談会「みんなの命が輝く自然なお産を伝えていきたい」
著者等紹介
進純郎[シンスミオ]
1974年日本医科大学卒業。日本医科大学産婦人科助教授、葛飾赤十字産院院長を経て、2006年より母性コンサルタントとして「自然なお産」啓発活動に従事する
柳澤美香[ヤナギサワミカ]
1986年千葉大学看護学部卒業。看護師、保健師、助産師資格取得。葛飾赤十字産院勤務15年。2001年、国際認定ラクテーション・コンサルタント取得。保健所の非常勤勤務と助産院勤務の兼業を経て、2003年、ちほ助産院を開業。自宅出産のほか、産院のスペースを利用したオープンシステムの出産介助を手がける
小谷博子[コタニヒロコ]
2001年東京大学大学院医学系研究科博士課程修了。東京大学客員研究員、日本学術振興会特別研究員、東京電機大学助手を経て、東京電機大学先端工学研究所研究員。育児工学者として、経験的に語られることの多かった育児方法を科学的に検証する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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