内容説明
「新会社法」平成17年成立に伴い、共著者を加えて全面改訂。
目次
企業と取引
商品の流通
金の流れと決済
企業の組織
企業のグループ
企業の資金
投資と利殖
企業の失敗
企業と責任
権利の乗物―紙からネットへ
知的財産権と企業
競争と独占
紛争解決と政府規制
国際社会と企業
企業法の生い立ち
著者等紹介
龍田節[タツタミサオ]
1933年神戸市に生まれる。1956年京都大学法学部卒業。現在、同志社大学大学院司法研究科教授、京都大学名誉教授。弁護士(弁護士法人大江橋法律事務所)
杉浦市郎[スギウライチロウ]
1951年愛知県安城市に生まれる。1980年京都大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。現在、愛知大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nchiba
2
企業法というか、会社法が中心かな。企業法なら労働法もはずせないような気がするんだけどそっちはほとんど記述なし。でも会社法まわりの入門にはなかなか良いほんだと思う。2012/07/15
ソーシャ
0
龍田節先生による、企業法(具体的には商法・独禁法・金商法・知財法)をざっと俯瞰する入門書。元は京大での法学入門の講義ノートらしいです。例えなどがとても面白く、商法が苦手な人にはお勧めできる本ですね。(制度内容の説明がほとんどで、内容的には薄いかもしれませんが)2012/10/19
takizawa
0
「会社の承諾なしに譲渡してよい株式を少しでも発行できる会社を公開会社という(会社法2条5号)。まだ発行していなくても、そういう種類の株式が定款に定めてあるだけでこれに当たる。投資のリスクが不特定の人に広がる可能性のある会社にはそれなりに厳しいルールを守らせなければならないからである」。本文はこんな感じ。会社法だけでなく、知的財産法や独占禁止法についても基本的な考え方について触れている。ごくごく常識的なことだらけなのだが、学部一年生の段階でこういう入門的な講義があればとてもよかったと思う。2009/02/26
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- 和書
- 米国経営の根底思想の研究