ぼくらの時代の本

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  • サイズ B6判/ページ数 220p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784862391674
  • NDC分類 020.4
  • Cコード C3000

出版社内容情報

目 次:
第一章 「iPad時代の本」を考える――本作りの二つのゆくえ
第二章 表紙をハックせよ――すべては表紙でできている
第三章 テキストに愛を――こんなEリーダーが大事
第四章 「超小型」出版――シンプルなツールとシステムを電子出版に
第五章 キックスタートアップ――kickstarter.comでの資金調達成功事例
第六章 本をプラットフォームに――電子版『Art Space Tokyo』制作記
第七章 形のないもの←→形のあるもの――デジタルの世界に輪郭を与えることについて

発売日:
2014年12月15日(月)

内容紹介:
本と本作りの「今」はこんなことになっている――。

ある時はFlipboardやSmartNewsのデザインを手がけ、ある時はクロス箔押しの豪華本をプロデュースし、ある時は出版スタートアップにアドバイス。メディアの垣根を越え、国の垣根を越えて活躍する著者が、その活動から得たものとは。本と出版に向き合おうとするすべての出版者、デザイナー、開発者に贈る7つのエッセイ。

著者紹介:
クレイグ・モド Craig Mod
作家、デザイナー、開発者。本とメディアとストーリーテリングの未来に関心を持ち、東京とニューヨークを拠点に世界各地で活動中。2011年、iPhone版Flipboardアプリのプロダクトデザインを手がける一方で、作家としてMacDowell Colonyライティングフェローに選ばれる。2012年にはIT起業家としての業績を認められTechFellow Awardsを受賞。また出版シンクタンク「PRE/POST」を設立し、紙と電子の本をプロデュース。現在も、Twitter創業者Evan Williams氏、Biz Stone氏らが立ち上げた出版プラットフォーム「Medium」のアドバイザーや、日本でも人気のスマートフォン用ニュースアプリ「SmartNews」のUIデザインアドバイザーなどとして幅広く活躍している。共著書に『Art Space Tokyo』『マニフェスト 本の未来』等。http://craigmod.com

訳者紹介:
樋口武志 Takeshi Higuchi
字幕吹替制作の東北新社勤務を経て、現在、早稲田大学大学院に在学中。共訳書に『イルカをボコる5つの理由』(マシュー・インマン著)。字幕翻訳に『ディクテーター』『ヘラクレス』『パラノーマル・アクティビティ/呪いの印』等。

大原ケイ Kay Ohara
日米双方の出版社に勤めた後、日本の著書を海外の出版社に売り込むエージェントとして独立、東京とニューヨークを往復する。著作に『ルポ 電子書籍大国アメリカ』等。アメリカの出版事情等をブログ「本とマンハッタン」で発信。http://oharakay.com

内容説明

本作りの「今」はこんなことになっている―。ある時はFlipboardやSmartNewsのデザインを手がけある時はクロス箔押し豪華本をプロデュースしある時は出版スタートアップにアドバイス。本の地平を切り開く著者がデジタル時代の出版者、デザイナー、開発者に贈る7つのエッセイ。

目次

第1章 「iPad時代の本」を考える―本作りの二つのゆくえ
第2章 表紙をハックせよ―すべては表紙でできている
第3章 テキストに愛を―こんなEリーダーが大事
第4章 「超小型」出版―シンプルなツールとシステムを電子出版に
第5章 キックスタートアップ―kickstarter.comでの資金調達成功事例
第6章 本をプラットフォームに―電子版『Art Space Tokyo』制作記
第7章 形のないもの←→形のあるもの―デジタルの世界に輪郭を与えることについて

著者等紹介

モド,クレイグ[モド,クレイグ] [Mod,Craig]
作家、デザイナー、開発者。本とメディアとストーリーテリングの未来に関心を持ち、東京とニューヨークを拠点に世界各地で活動中。2011年、作家としてMacDowell Colonyライティングフェローに選ばれる。2012年にはIT起業家としてTechFellow Awardsを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

EnJoeToh

19
本にかかわる人は読んでおくとよい。2016/01/24

izw

13
ぼくらの時代の本は、紙に印刷され装丁がしっかりした本と、電子書籍の両方でである、という立場で、両方の本を出版している著者のエッセイ7編である。電子書籍、Eリーダーはもっともっと進化しなければならないとして、そのための要求仕様を記載する一方、印刷されるべき本を作るのにクラウドファンディングにより資金調達する方法を体験をもとに説く。どちらか一方が無くなるのではなく、両方が必要なのだ、ということがよくわかる。2015/02/17

はりねずみ

7
電子書籍は「本」という文化を壊すものでは無い。取って代わる物でもない。むしろ物質的な本の質を高め、実験的な作品や野心的な作家の登場を加速させる。電子書籍は物質的な本のコピーであるべきでない。どうして物質的な本は、我々の知っている本の形をしているのか、どうして電子書籍は、電子書籍であるべきなのか。同じコンテンツでも、入れ物によって「読書する」という体験が、全く違った意味を持つようになる。「読書'」という行為が生まれる。デザイナーが描く「本」の可能性。時代の文脈から電子書籍のあり方をデザインする。目から鱗。2015/03/12

マッピー

5
この本、読んでとても刺激を受けました。電子出版が普及すれば、一部の紙の本は消えていくだろうと予測します。まあ、大抵の人もそう予測すると思いますが。PDFをスマホで見ることがデジタルな読書ではない。読みやすいフォント、読みやすい画面デザイン、単純な操作性、そして情報量。例えば辞書機能。読んでいてわからない言葉をすぐに調べられるか。例えばレファレンス。参考図書への導き。どれだけ電子図書の可能性が拡がっても、紙媒体向きの本も確実にあるわけですから、適材適所で今後いい棲み分けがなされるといいと思います。 2015/01/16

4
「本」に関する著者の取り組みや考えをまとめたエッセイ集。紙の本の制作時のこだわりの話、電子書籍への取り組みの話、自分の仕事も書籍の編集なので、非常に刺激になった。kickstarterでの資金集めの項では詳細にデータを出していて興味深いし、アプリ開発時のコミットメッセージを製本して「プロジェクトをアーカイブする」というアイデアも面白い。こういう情熱とアイデアをもって活動し続ける人がいる限り、書籍も出版も面白く刺激的なものであり続けるだろうし、自分もその一端に関与し続けたい、と思う。2015/01/16

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