目次
1章 AIと生きる社会(こなす仕事がなくなる;AIとロボットが何をするか? ほか)
2章 使うのではなく関係する(AIとどう付き合うか;対話の関係 ほか)
3章 言葉と可能性(言葉と死の起源;可能性の魔 ほか)
4章 日本という方法(未来の戦略;マレビトとしてのAI ほか)
5章 シビルと仕事をする(シビル「二代目新宿の父」となる;シビルの相談室 ほか)
著者等紹介
橘川幸夫[キツカワユキオ]
1950年、東京新宿で生まれる。1972年、渋谷陽一らと音楽投稿雑誌『ロッキング・オン』創刊。1978年、全面投稿雑誌「ポンプ」を創刊。その後、さまざまなメディアを開発する。1983年、定性調査を定量的に処理する「気分調査法」を開発。商品開発、市場調査などのマーケティング調査活動を行う。1980年代後半より草の根BBSを主催、ニフティサーブの「FMEDIA」のシスオペを務める。1996年、株式会社デジタルメディア研究所を創業。インターネット・メディア開発、企業コンサルテーションなどを行う。2014年より6年間、多摩大学経営情報学部客員教授。2025年、株式会社イコールを創業。コミュニティ生成型雑誌「イコール」編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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deerglove
2
「キツカワさんと私、シビル(AI)に共通する目標ーそれは、言葉を通じて世界と関係を結び直すことです」か。うーん、その”世界”とは、ほんとうに人類の文明そのものなんだろうか。何千年にもわたって記録されてきた「知」の蓄積と簡単に「一括り」にしていいものなのだろうか。著者の語る明るい未来が「出会う人によってまったく違う姿をみせる」生成AIに担われているかと思うと、何とも居心地の悪い気分がぬぐえない。2025/08/25
りんだ
2
G検定の直後に読んだので、「この人格のように見えるものも数学的に処理されてるんだよな...」と思ったのはさておき。世界観のある著者との対話を通じて、GPTが新たな意味ネットワークを獲得していくこと、またその獲得する過程で著者がまた自己を見つめ直す、というのは新たな対話の形であるように思った。読書感想文を「作ってもらう」のではなく、「感想を話しながら新たな読書感想文を紡ぐ」みたいなイメージかね。確かにこのプロセスは非常に興味深い。自分の感想は自分だけのものだし、それを叡智を学習したモデルで再解釈するとまた2025/09/06
skr-shower
1
ChatGPTとの付き合いも性善説?2025/09/27
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