アルバの二十三日

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  • サイズ B6判/ページ数 243p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784862382474
  • NDC分類 973
  • Cコード C0097

内容説明

一九四四年十月十日、アルバを占領したとき、彼らは二千名だった。十一月二日、アルバを失ったとき、彼らは二百名だった。一時アルバ市の占拠に成功したパルチザンだったが、停戦交渉を経てファシストに奪還される戦闘の顛末を描いた表題作をはじめ、作者の故郷ランゲ地方を舞台に戦争と人生の実相を時にシニカルなユーモアを交えながらリアルに描いた短編集。イタリア・ネオリアリズモを代表する作家の処女作完訳。

著者等紹介

フェノーリオ,ベッペ[フェノーリオ,ベッペ] [Fenoglio,Beppe]
1922年労働者階級の家庭に三人兄弟の長男として生まれる。1942年トリーノ大学文学部に入学。翌年徴兵され士官学校生として訓練を受ける。同年アルバに帰郷した後、すぐにパルチザン部隊に加わる。家族とともにファシスト軍に捕まるが、アルバの司祭の介入により釈放。その後1946年春までパルチザンとしてファシスト軍と戦う。戦後再び大学に戻るが、執筆活動に専念するため中退。1947年ワイン会社に採用されるが、その間も執筆活動を継続。1960年ルチアーナ・ボンバルディと結婚、一女をもうける。1963年気管支癌により死去。享年41歳。『逆境』『麗しの春』『個人的な問題』など、パルチザン時代の体験をもとにした多くの作品を発表。イタリア文学におけるネオリアリズモの代表的作家と目されている

楠瀬正浩[クスノセマサヒロ]
1947年神奈川県に生まれる。1966年東京大学仏文科入学。1970年サンケイスカラシップによりパリ大学に給費留学。1979年仏政府給費留学生としてパリ大学に留学。1981年東京大学人文科仏語仏文学博士課程満期中退。その後、仏語、伊語の非常勤講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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中海

2
短編の前半が本人も所属していたパルチザンが内容。戦争政治国が内容で人物が男のみで、あとがき解説読んでもやっぱりピント来ないものだから、感情移入できず、長編かと思って読み進んだ。後半は故郷の少年時代の話で、家族や周りの人の出来事が題材で、こちらは繊細みずみずしく、なかなかいい書き手なんでは?と思わせる。若くして亡くなり、死後に色々出版されたが、イタリアってスタイリッシュながら独特に暗い影みたいな物もしっかり見つめ、大事にしているような雰囲気があって、あんまり出版物は翻訳されないが、映画などで楽しめている感じ2022/03/20

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