遠い昨日、近い昔

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  • サイズ B6判/ページ数 277p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784862382252
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

内容説明

社会派本格ミステリーの数々を生んだ屈指の流行作家。森村誠一。焦土を立ち上がり高度経済成長する日本に、「見てから読むか、読んでから見るか」のキャッチフレーズをかかげ、活字と映像のメディアミックスによりファンを増やし続けた稀代の作家は、なぜ書き、いかに生きてきたのか。東京新聞夕刊「この道」連載当時から話題を呼んだ、作家人生の証明を賭けた迫真の自伝。

目次

1 戦火のスタンド・バイ・ミー(熊谷市に生まれる;太平洋戦争勃発 ほか)
2 一望の焦土から希望の光(軍事強盗;熊谷大空襲 ほか)
3 立ち上がる東京(進学前の幻影;青春の復活 ほか)
4 隣国の不幸からホテルマンに(新世界に就職;東京に回帰した転勤 ほか)
5 作家だけの証明書(作家へ転身;長編小説の処女出版 ほか)
6 戦争の飽食と『悪魔の飽食』(コマーシャルフィルム;ニューヨーク取材 ほか)
7 時代を彩る夢と花と(グラスの奥の流浪;夢を追うアンコール旅行 ほか)
8 写真俳句からおくのほそ道へ(自由と束縛;角川歴彦氏からのおくのほそ道へ誘われる ほか)
9 慟哭する日本列島(阪神淡路大震災―唇に歌を、心に勇気を;強制連行労働者 ほか)
10 永遠の狩人(飢えた“文狼”;昇龍の雲 ほか)

著者等紹介

森村誠一[モリムラセイイチ]
1933年(昭和8)1月2日、埼玉県熊谷市生まれ。青山学院大学英米文学部卒業後、九年余のホテル勤務を経て作家活動に専念。69年『高層の死角』で江戸川乱歩賞、73年『腐蝕の構造』で日本推理作家協会賞を受賞。2003年日本ミステリー文学大賞、11年『悪道』で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

団塊シニア

20
作家にとって無名であるということは致命的である、どんなに内容が充実していても無名の作品は一顧だにされないという言葉は長年作家として生きてきた作者ならではの含蓄のあるメッセージとして心に響いた。2021/05/02

kiho

14
作家になるまでの森村さんの道のりが、回想で記されている⭐ホテルマンをしていたことが、作家との出会いや小説のヒントにもつながっている。3つの出会いについてのコメントにも納得♪2016/09/11

秋桜

6
森村誠一さんといえば、映画「人間の証明」「野生の証明」の印象が強いです。映画、ドラマでしか観たことがないです。小説を読む前に、こちらの本から読みました。子供の頃に体験した戦争、ホテルマンをしながら様々な人間観察をしたことが作家になれたのかもしれない。本の中で紀伊国屋書店会長の言葉「人生には三つの大切な出会いがある。一は人間との出会い、二は本(文化)との出会い、三は場所との出会い」。これが印象に残った。 機会があれば、「人間の証明」を読んでみたいと思う。2016/03/01

らむし

3
さいたまピースミュージアムで紹介されていたので読みました。熊谷市の空襲があった星川通りは、割と近所なのだが、こんな酷いことが起こったとはおもえないぐらい発展してしまい、当時の事を想像するのが難しいので、作家の文章で学べる事は大きい。1998年の反日デモは、割と中国国内では起きていなかったのは面白かった。日本も中国も国のメディアに国民が躍らせるんだなと思った。2023/08/30

田中峰和

3
終戦時、12歳だった森村は過酷な体験によって、そのリベラル思想が根付いた。自国百五十万人の命を救うため原爆を落としたと公言する米国は、日本が降伏声明を発しているにもかかわらず、終戦当日未明に熊谷に最後の空爆を行った。余った爆弾を捨てていっただけかもしれないが、尊い266人の命が奪われた。その直後、森村が拾おうとした南瓜は死者の脳味噌だった。安倍を含め国民の大半は戦争の悲惨さを体験していない。永久不戦を誓った憲法は、安倍政権の登場で過去のものとなりつつある。安倍や橋下に騙される人々に早く目を覚ましてほしい。2016/11/11

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