内容説明
演説から読み解く戦後政治史!東久迩宮稔彦から安倍晋三まで、歴代総理の言葉から立ちのぼる日本の戦後70年、時代の匂い。
目次
第1部 復興((鈴木貫太郎)―昭和天皇「終戦の詔書」
東久迩宮稔彦―国民総懴悔し将来の戒めとし平和的文化的日本に ほか)
第2部 成長(池田勇人―所得倍増計画。国民のエネルギーを経済成長に;池田勇人―問題なくして進歩なく、困難なくして飛躍なし ほか)
第3部 成熟(田中角栄―日中国交、日本列島改造。新しい時代の政治を;田中角栄―石油危機、狂乱物価。改めるべきは謙虚に改める ほか)
第4部 混沌(海部俊樹―新しい時代は青年の燃えるような使命感と情熱から;海部俊樹―湾岸危機。世界平和への貢献は必要不可欠のコスト ほか)
著者等紹介
田勢康弘[タセヤスヒロ]
政治ジャーナリスト。1944年中国黒龍江省生まれ。早稲田大学第一政治経済学部政治学科卒。日本経済新聞社入社。記者歴の大半を政治記者として送り、佐藤栄作以降の歴代首相を取材してきた。ワシントン支局長、論説副主幹、コラムニストなどを歴任。テレビ東京「田勢康弘の週刊ニュース新書」キャスター。1996年度日本記者クラブ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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