出版社内容情報
世界が直面する問題にどう取り組むか? つまり、どこから手をつけて何をすべきなのか? 本書は、こうした世界全体の優先順位についての議論に具体的な材料を投じるものだ。世界で最も差し迫った課題のいくつかについて、その概要と、何ができるのか、それにはどのくらい費用がかかり、どのくらいの便益が見込めるかを論じている。
内容説明
世界を救うための経済学的「正解」とは何か。地球温暖化、感染症の蔓延、内戦、教育格差、飢餓、独裁政治、人口と移住、水問題…。どれだけ金をつぎこんでもむくわれない問題とわずかなコストで劇的成果をあげられる問題がある。気鋭の経済学者たちが提言する世界的危機への優先順位ランキング。
目次
序章 私たちは真っ先に何をするべきか?
第1章 地球温暖化対策
第2章 感染症対策
第3章 世界の内戦発生数を減らすための課題
第4章 教育の欠如への取り組み
第5章 統治と政治腐敗の問題
第6章 飢餓と栄養不良対策
第7章 人口と移住の問題
第8章 水問題
第9章 補助金と貿易障壁について
著者等紹介
ロンボルグ,ビョルン[ロンボルグ,ビョルン][Lomborg,Bjorn]
1965年生まれ。ビョルン・ロンボルグはコペンハーゲン・ビジネススクール助教授兼コペンハーゲン・コンセンサス・センター・ディレクター。論議を呼んだベストセラー『環境危機をあおってはいけない 地球環境のホントの実態』(文藝春秋)の著者でもある。2004年には、タイム誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた
小林紀子[コバヤシノリコ]
1965年東京都生まれ。上智大学外国語学部卒業。都市銀行勤務を経て、翻訳業に従事。訳書に『女の子って、どうして傷つけあうの?』(共訳)(日本評論社)がある。2008年夏よりフェアトレード製品のオンラインショップ(フェアトレード・ギフトショップ)を運営(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ステビア
Sanchai
ダージリン
Hisayoshi Ikatsu
christinayan01