内容説明
五歳の時に事故で両腕切断。書家への道、ソーシャルワーカーとして勤務した児童養護施設での個性豊かな子供たちの思い出、破天荒な過去を持つ無頼画家宇野マサシとの出会い、そして結婚。手のない書家が辿った魂の旅路。
目次
第1章 事故―手はいつ生えてくるの
第2章 里親と里子―SHE NEEDS US
第3章 迷い―枯れないようにね
第4章 出会い―電話してもいいですか
第5章 画家―運命の子
第6章 下町の夫婦―ついに根を下ろしたよ
著者等紹介
小畑延子[オバタノブコ]
本名、宇野延子。1943年兵庫県神戸市に生まれる。1948年近隣の製材所にて両手肘10cm下部を切断。1955年村上翠亭書道塾に通い始める。1963年大阪府立社会事業短期大学(現在大阪府立大学人間社会学部社会福祉学科)卒業。1966~1988年社団法人家庭養護促進協会にソーシャルワーカーとして勤務。1967~1972年日展入選3回。以降不出品(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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