フィーリング・バース―心と体で感じるお産

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  • サイズ A5判/ページ数 103p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784862380395
  • NDC分類 598.2
  • Cコード C0095

内容説明

国分寺に助産院を開いて20年目、3000人以上のおかあさんと赤ちゃんに出会っている矢島床子さん。ラマーズ法やアクティブ・バースは、たしかにお産の考え方を変えたけれども、なんかピンとこない。ほんとうに女性をしあわせにするお産って、どんなものなんだろう?そんな漠然とした疑問に答えてくれたのは、やはり妊婦さんたちだったのです。お産の感想ノートをつけてもらっていると、充分に自分の力を出し切ったお産の後で、おかあさんたちは明らかに変わってゆく。大人になる、母になる、社会化していく。それはからだを通した実感。だから、簡単にゆらがないのです。痛みをふくめて、女性にしか味わえない、お産を感じてほしい。そんな願いをこめて、この本をつくりました。

目次

フィーリング・バース―産むことを感じる
お産を感じる三つのこと
お産と出会う
人は人のなかで育つ―地域の拠点として(三井ひろみ)
助産婦になるまで―助産婦という職業1
これからの助産婦―助産婦という職業2
助産婦さんといっしょに赤ちゃんを産む(三井ひろみ)

著者等紹介

矢島床子[ヤジマユカコ]
1945年岐阜県郡山郡明宝村生まれ。1970年日本赤十字社助産婦学校を卒業して、日本赤十字社産院勤務、高山赤十字病院勤務。1981年よりラマーズ法を広めた三森助産院で助産婦修業。1987年独立して、出張分娩のみの開業助産婦活動をスタート。1990年東京・国分寺市に「母と子のサロン矢島助産院」開業。現在「母と子のサロン矢島助産院」院長。訪問分娩・助産所分娩にと3000人以上の助産にかかわり、積極的に活動中。若手助産婦の育成にも力を注いでいる

三井ひろみ[ミツイヒロミ]
出版社勤務を経て、フリーライター・編集者として活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちいさな図書館

13
「生まれる」ということを改めて考えさせられるとともに、すべての人が納得のいくお産を迎えられるように切に願う…。命を削るほどの大仕事をお母さんは成し遂げるのだということをもっと知って、そこから現在の働き方や暮らし方について考えてほしいと思う。子どもを産む人も産まない人も、男の人も。お母さんたちの自己肯定感がもっと高まったら、それだけでいろんなことが変わる気がした。2015/11/01

ひなた*ぼっこ

2
15年以上前の助産院の話。出産の写真が素敵。お産の話好きだから時々こういう本を読むのだけど、助産院の全盛期はどこも20年30年前のところばかりで、その時代に私も妊婦になりたかったなって思う。2回出産を経験したが、今回も助産院では産めず。産科病棟にあった一冊。2024/12/03

chihiroba

1
出産は痛いけど、女のしか出来ない、動物的な体験。 産んですぐ、また産みたくなる、そんなお産したい。2015/07/28

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