内容説明
「男(アダム)」はどこから来てどこへいったのか!六万年もの昔、男性の祖先「アダム」はアフリカに現れ出でた。彼の遺伝子は、長く遠い旅路の果てに、地球のすみずみにまで散っていった。Y染色体をめぐる、壮大な科学ロマン。
目次
第1章 多様性に富んだ類人猿
第2章 多から一へ
第3章 イブの連れ合い
第4章 沿岸から沖へ
第5章 大躍進
第6章 主要な経路
第7章 石に眠る血液
第8章 文化の重要性
第9章 最後のビッグバン
著者等紹介
ウェルズ,スペンサー[ウェルズ,スペンサー][Wells,Spencer]
1969年生まれ。アメリカのテキサス州で育つ。集団遺伝学と進化論を専攻し、1994年にハーバード大学で博士号を取得後、博士研究員としてスタンフォード大学に移る。ルカ・カヴァッリ・スフォルツァのもとで手がけた中央アジアの人口集団が示す遺伝的特質に関する研究は、1999年に英国のオックスフォード大学に移ってからも続けることになった。また、ウォルター・ボドマー卿の指導のもと、集団遺伝学の研究グループを率いる。その後、米国系バイオテクノロジー企業で集団遺伝学研究の責任者となり、現在はバイオ産業のコンサルタントとして、またハーバード公衆衛生大学院の客員教授としても活躍している。英国のイースト・アングリアに、妻と二人の娘とともに住んでいる
和泉裕子[イズミユウコ]
英国国立ロンドン大学卒。翻訳家(英語・中国語)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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