内容説明
「スプリング・ソナタ、それは私の夢であり希望でした」エールフランス初の日本人スチュワーデスを務めた女性と、東洋のショパンを夢見た年下の音楽青年。遠くアメリカに始まり、時代の大きな流れの中、日米を繋ぐ家族の歴史を紡いだ夫婦の半生記。
目次
序章
第一部 「雅子」編(小林雅子 遺稿)(生い立ちと家族;音楽と私;シュラム家との出会い;帰国そして結婚)
第二部 「登志生」編(駆け落ち前;ポートランド時代(1970‐1975)
ハワイ時代(1977‐1986)
帰国
幕張時代)
終章 二人で歩んだ「ケ・セラ・セラ」人生
著者等紹介
小林登志生[コバヤシトシオ]
1946年東京生まれ。1974年、ルイス・アンド・クラーク大学[アメリカ・ポートランド]卒業。1978年、ハワイ大学大学院修了。在ホノルル日本国総領事館勤務、甲子園大学助教授などを経て、1992年、文部省大学共同利用機関放送教育開発センター教授[国際交流委員長]。2004~09年、総合研究大学院大学文化科学研究科併任教授、2010~14年、同学長特別補佐。メディア教育開発センター名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授
小林雅子[コバヤシマサコ]
1936年神戸市生まれ。旧姓納賀。幼少時より大連[中国]、金沢市、東京などで暮らす。中学二年生の時、アメリカの少女カレンとペンフレンドになったことで現在まで続く家族間の交流が始まる。高校卒業後、カレンの家族に招かれ初めての渡米。帰国後はエールフランスで日本人初のスチュワーデス[客室乗務員]を務める。1970年に登志生と結婚し、以降は小林家の主婦として一家を支えた。2014年、永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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