内容説明
元、大学教員ら25人の学者人生と「その後の学び」。学問に、定年はない。いまだからこそ、学べることもある!幅広い分野で活躍した研究者たちが、それぞれの来し方と定年後の現在の生活、そして未来に残したいものを語る。
目次
1 「自分の時間」に学ぶこと(心の庭のガーデニング(山田英美)
長生きも研究のうち(浜野研三) ほか)
2 いま振り返る「我が学びの足跡」(私の誕生から大学入学までの思い出(遠藤光)
国語から日本語へ、そしてことばの教育へ―教育バイオグラフィの試み(細川英雄) ほか)
3 終わることなき「生涯の学問」(人生と学問(上川孝夫)
人間になることを問い続けて(吉村文男) ほか)
4 新たに開けた「定年後の学問」(一日の大半は午前中(橋本和孝)
定年後の学びと活動(呉宏明) ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tetsubun1000mg
14
タイトルを見て定年退職後に大学院や放送大学に入って、勉強をし直す人の話も聞くのでそんな方の話だと思って選ぶ。 読んでいくと大学や大学院の教授、その後に名誉教授を務めあげた大学の先生の話ばかりでした。 あとがきを読むと、大学教授25名にその学者人生と定年後の学びについて寄稿してもらったものをまとめた本でした。 よく見ると帯には書いてあったのだが。 でも読んでいくうちに大学教授の人生は一般の民間人の人生とは大きく違っていることに気が付いた。 海外留学やフィールドワークをして論文を書くという生活を選んでいた。2023/10/02
くらーく
4
あくまで、大学教授(名誉教授)、しかも文系の方々の定年後の話ですから、そうでない一般人?(サラリーマン)が読んでもねえ。 文系って、一生同じような事を研究し続けられるのですな。なんて、羨ましい人生なのだろうか。この辺は、理系は難しいのではないかと。そんな事を思いながら、さーっと眺めただけですな。2024/02/17