出版社内容情報
日本人の心筋梗塞やがんの多くは、アルデヒドが関係していた!
「アルデヒド病」を多発させる遺伝子レベルの要因とその予防法とは?
西洋人にはほとんどいない、日本人の多くを占めるお酒で顔の赤くなる体質。 これはアルデヒドをうまく分解できない「ALDH2不活性型」の特徴であり、稲作文化の歴史に関係して発達したものだった。
心筋梗塞・狭心症などに大きく影響するアルデヒドの危険性は、飲酒やタバコの煙によってさらに高くなる。
循環器内科の分野で数々の賞を受けた専門医が「お酒で顔が赤くなる人」が長生きに有利な点・不利な点を易しく解説し、
健康に生きるために必要な食事・禁煙をアドバイスする。
わかりやすいデータや実例も掲載。
第1章 お酒を飲むと顔が赤くなる日本人
第2章 危険なアルデヒドとその解毒酵素の話
第3章 アルデヒドは、冠れん縮と心筋梗塞を生む
第4章 アルデヒドが、がんを生む
第5章 アルデヒドと寿命
第6章 アルデヒド病の予防
水野 雄二[ミズノ ユウジ]
著・文・その他
内容説明
大注目!命を縮めるアルデヒドの病態を解明。
目次
第1章 お酒を飲むと顔が赤くなる日本人
第2章 危険なアルデヒドとその解毒酵素の話
第3章 アルデヒドは、冠れん縮と心筋梗塞を生む
第4章 アルデヒドが、がんを生む
第5章 アルデヒドと寿命
第6章 アルデヒド病の予防
著者等紹介
水野雄二[ミズノユウジ]
熊本大学病院を経て、現在、熊本機能病院循環器内科/熊本加齢医学研究所勤務。1963年熊本県人吉市に生まれる。熊本大学医学部卒業(医学博士)。専攻:循環器内科。2002年日本心血管内分泌代謝学会YIA(Young Investigator Award)受賞。2003年日本心臓財団、ファイザー、血管代謝研究発表会優秀賞。2011、2016年AHA(アメリカ心臓病学会)Funded Award(Research)受賞。2018年Circulation Journal Awards 2017 First Place受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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