内容説明
本書では、詩の形で説かれた「自我偈」の部分を九つの文節に分けて、最初に訓読で示し、次にその文節の「通釈文」を載せ、そのあとに、必要と思われる語句に、諸説(経典解説書、随筆、新聞・雑誌、テレビ報道、文芸誌、辞典等)を引用しながら「註釈」を加え、最後にその節の簡単な「まとめ」をほどこし、更に若干の「補足」をおぎなって、できるだけ平易な「自我偈」の解説書となるように工夫をした。
目次
1 無量百千万億載阿僧祇
方便
涅槃
歴史上のお釈迦さま
本仏
仏の三身(仏を三つの側面から見る)
娑婆世界
忍土・堪忍土
忍土、損になることを黙々と一人で
顛倒の衆生〔ほか〕