出版社内容情報
日本を震撼させた、名門企業・東芝の転落劇。
その元凶、原発を拒めない国家の闇に迫る。
・原子力産業と核戦略の「日米一体化」という名目の対米従属
・推進派が固める「原子力ペンタゴン(五角形)」体制の盤石さ
・原発は核物質の宝庫。それを狙うテロリストに、無防備な日本
・戦後の政治家たちに潜在的に受け継がれてきた核武装の誘惑
・フクシマ発の脱原発、自然エネルギーによる自立の道が見えてきた!
気鋭のジャーナリストが、経済人・官僚・政治家・福島を取材して明かす、
原発の闇と地元の脱原発への光!
渾身のノンフィクション
I 東芝崩壊──原発産業「日米一体化」の罠
II 原子力ペンタゴン──政・官・財・学・報の岩盤
III テロリストが原発を攻撃する日──プルトニウムの呪縛
IV 核武装の野心──孤立する日本
終章 地元の再興──民意は燃えている
山岡 淳一郎[ヤマオカ ジュンイチロウ]
1959年愛媛県生まれ。ノンフィクション作家。東京富士大学客員教授
著書『長生きしても報われない社会―在宅医療・介護の真実』『原発と権力』『インフラの呪縛』(ちくま新書)
『気骨―経営者土光敏夫の闘い』『国民皆保険が危ない』(平凡社)
『後藤新平―日本の羅針盤となった男』『田中角栄の資源戦争』(草思社文庫)
『医療のこと、もっと知ってほしい』(岩波ジュニア新書)ほか
内容説明
米国の核戦略に従属する日本。崩壊する東芝と原発国策。地元に脱原発・再生の希望が芽生えはじめた。
目次
1 東芝崩壊―原発産業「日米一体化」の罠(名門・東芝の凋落;不可解な会見 ほか)
2 原子力ペンタゴン―政・官・財・学・報の岩盤(「原子力ペンタゴン」とは?;広告による原発推進世論形成の工作 ほか)
3 テロリストが原発を攻撃する日―プルトニウムの呪縛(明らかになる原発三大メリットの虚構性;硬直化する日本の電力政策 ほか)
4 核武装の野心―孤立する日本(「もんじゅ」の失敗と新たな計画;高速炉のメカニズムと問題点 ほか)
終 地元の再興―民意は燃えている(原発を覆う政治の殻;自治体の自立を阻む財源問題 ほか)
著者等紹介
山岡淳一郎[ヤマオカジュンイチロウ]
1959年愛媛県生まれ。ノンフィクション作家。東京富士大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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