日本はなぜ原発を拒めないのか―国家の闇へ

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日本はなぜ原発を拒めないのか―国家の闇へ

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  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784862280930
  • NDC分類 543.5
  • Cコード C0036

出版社内容情報

日本を震撼させた、名門企業・東芝の転落劇。

その元凶、原発を拒めない国家の闇に迫る。



・原子力産業と核戦略の「日米一体化」という名目の対米従属

・推進派が固める「原子力ペンタゴン(五角形)」体制の盤石さ

・原発は核物質の宝庫。それを狙うテロリストに、無防備な日本

・戦後の政治家たちに潜在的に受け継がれてきた核武装の誘惑

・フクシマ発の脱原発、自然エネルギーによる自立の道が見えてきた!



気鋭のジャーナリストが、経済人・官僚・政治家・福島を取材して明かす、

原発の闇と地元の脱原発への光!

渾身のノンフィクション

I 東芝崩壊──原発産業「日米一体化」の罠

II 原子力ペンタゴン──政・官・財・学・報の岩盤

III テロリストが原発を攻撃する日──プルトニウムの呪縛

IV 核武装の野心──孤立する日本

終章 地元の再興──民意は燃えている

山岡 淳一郎[ヤマオカ ジュンイチロウ]
1959年愛媛県生まれ。ノンフィクション作家。東京富士大学客員教授
著書『長生きしても報われない社会―在宅医療・介護の真実』『原発と権力』『インフラの呪縛』(ちくま新書)
『気骨―経営者土光敏夫の闘い』『国民皆保険が危ない』(平凡社)
『後藤新平―日本の羅針盤となった男』『田中角栄の資源戦争』(草思社文庫)
『医療のこと、もっと知ってほしい』(岩波ジュニア新書)ほか

内容説明

米国の核戦略に従属する日本。崩壊する東芝と原発国策。地元に脱原発・再生の希望が芽生えはじめた。

目次

1 東芝崩壊―原発産業「日米一体化」の罠(名門・東芝の凋落;不可解な会見 ほか)
2 原子力ペンタゴン―政・官・財・学・報の岩盤(「原子力ペンタゴン」とは?;広告による原発推進世論形成の工作 ほか)
3 テロリストが原発を攻撃する日―プルトニウムの呪縛(明らかになる原発三大メリットの虚構性;硬直化する日本の電力政策 ほか)
4 核武装の野心―孤立する日本(「もんじゅ」の失敗と新たな計画;高速炉のメカニズムと問題点 ほか)
終 地元の再興―民意は燃えている(原発を覆う政治の殻;自治体の自立を阻む財源問題 ほか)

著者等紹介

山岡淳一郎[ヤマオカジュンイチロウ]
1959年愛媛県生まれ。ノンフィクション作家。東京富士大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

二階堂聖

5
東芝の件、福島事故の件を踏まえて、経済的にも、クリーンさでも、安定供給でもいいところがないのに、なんで世界で縮小傾向の原発に日本は固執するのか、を淡々と著した1冊。うーん、大変だな。やめちゃえよって簡単には言えないということはわかった。『東芝の惨状は、電力市場で原発ビジネスそのものが成り立たなくなった構造的限界を如実に表している。(P24)』2017/08/14

Geo

2
色々と驚きがありましたが、中でも、アメリカからテロ対策について指南を受けておきながら結局何もしていなかったというところです。2023/11/26

ゆきまさくん

2
ジャーナリストの山岡淳一郎さんの書。東芝に見られる原発産業の日米一体化とは何か。いわゆる「原子力ムラ」を含む政・官・財・学・法の原子力ペンタゴンとは何か。プルトニウムに縛られる日本。核の傘と核武装、原発立地自治体などの視点から、原子力という日本の国策について綴られている。いくつか新たな発見もあり、参考になった。日本が分散型エネルギー社会を目指すうえでの課題が浮き彫りに !。2018/12/22

okadaisuk8

1
日本の原子力・電力業界の歩みを歴史をひもときつつ大局的に示してくれる著書の新作。東芝にも言及しています。政府が事実上破綻している核燃料サイクルにこだわるのは、核武装の潜在的能力を維持したいから……と明快に指摘する。テーマ・内容は本来広く読まれるべきだが、おどろおどろしい装丁などが読者を遠ざけている気がして残念。 2017/07/31

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