内容説明
かつてアジアの全域に日本軍の慰安婦とされた多くの女性たちがいた。政府と国民の努力は受け入れられたか。河野談話に基づく謝罪と償いの努力。1995‐2007。
目次
第1室 日本軍の慰安所と慰安婦(慰安婦とは/慰安所と慰安婦の数/慰安所の生活;慰安婦にされた女性たち)
第2室 日本政府の対応とアジア女性基金の設立(慰安婦問題が明らかになるまで;アジア女性基金の誕生と事業の基本性格)
第3室 アジア女性基金の償い事業(各国・地域における償い事業の内容;被害者の声 ほか)
第4室 慰安婦問題と償い事業をめぐる国内外の議論(国連等国際機関における審議;「慰安婦」訴訟の経緯 ほか)
第5室 アジア女性基金の女性尊厳事業(女性尊厳事業 趣旨と効果―関係者による座談会;事業内容―啓発/支援/交流/調査研究)
文書庫
著者等紹介
村山富市[ムラヤマトミイチ]
元内閣総理大臣、アジア女性基金理事長(2000‐07年)。1924年生。1947年社会党入党、72年衆議院議員、93年日本社会党委員長。94年内閣総理大臣。95年村山談話を発表
和田春樹[ワダハルキ]
東京大学名誉教授、アジア女性基金専務理事・事務局長(2005‐07年)。1938年生。歴史家。東京大学社会科学研究所教授、同所長を歴任。95年アジア女性基金よびかけ人、99年同運営審議会委員、2000年同理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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