内容説明
幾つもの分かれ道を、人はみな、終わりのないアミダくじを辿るようにして生きている。けっして後戻りすることのできない道を―。会津の四季の移ろいに彩られた人の世のはかなさ、美しさを、静かな眼差しで詩情ゆたかに綴る珠玉の随筆集。
目次
1(彼の岸此の岸;蛍の光窓の雨;老屋ものがたり;さびしい村で ほか)
2(梅と十円禿;春告げ鳥;はるねこ;スプリング・エフェメラル―春の妖精たち ほか)
著者等紹介
田辺賢行[タナベケンコウ]
1949年、福島県大沼郡金山町生まれ。早稲田大学法学部卒。現在、会津若松市副市長。会津大学短期大学部非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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