内容説明
科学は対象世界に普遍な法則を求める。矛盾に満ちた人の社会に普遍な法則を求めて。
目次
1 科学がもつ世界観と科学の方法
2 揺らぎと相互作用の過程:進化論的世界観
3 人の社会における進化の機構
4 進化で生まれたシンボル言語
5 未知の原因を担って生まれ社会と共進化する神
6 進化的方法で発展する科学技術
7 ダーウィン・ディレンマを超えて
著者等紹介
市川惇信[イチカワアツノブ]
1930年生まれ。1958年東京工業大学大学院博士課程修了(工学博士)。1958~1991年東京工業大学助手、プリンストン大学・ケース工科大学ポスドク、東京工業大学助教授・教授、1991年定年により退任(名誉教授)。1992~1994年国立環境研究所長。1994~2001年人事院人事官。2001~2007年独立行政法人科学技術振興機構特別参与。現在は東京工業大学名誉教授。この間、計測自動制御学会会長、国際自動制御連盟理事、学術情報センター研究開発部長、日本学術会議会員14・15期(第5部副部長)、学術審議会・著作権審議会・国語審議会・産業技術審議会等の委員、総合科学技術会議専門委員、総合研究大学院大学監事などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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