内容説明
相対論における時間や空間は、物理法則の表現のための言語である。相対論はこの言語の変更に関するもので、物理変化をもたらすものではない！
目次
第１章 相対論とはどういう理論か
第２章 相対論的時間と物理現象
第３章 時空の単位と相対論
第４章 崩れる「同時刻の相対性」
第５章 相対論と「タイムトラベル」
第６章 相対論から量子論へ
第７章 異端は悪ならず
付録 原田‐サックス論文の和訳
著者等紹介
原田稔［ハラダミノル］
１９３６年生まれ。１９６１年、北海道大学理学部物理学科卒業。１９６７年、理学博士（北海道大学）。コペンハーゲン大学ニールス・ボーア研究所客員研究員（１９６９年～１９７０年）などを経て、小樽商科大学教授を務め、同大名誉教授。専門は原子核物理学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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