目次
1 天皇の主観化の史的分析(記紀に基づく「尊皇形而上学」の素描;実体的価値としての天皇の浮上;幕末に於ける天皇の意味;討幕と天皇の主観化;国威発揚・海外雄飛の情態性;近代国家形成と天皇;近代化と天皇;「一君万民」思想とその性格;「一君万民」思想と「個」としての天皇;「篭の鳥」から解放され得ぬ天皇;天皇の主観化の終焉)
2 天皇の脱主観化過程(国体護持;天皇の脱主観化の効果;若干の存在論的分析)
著者等紹介
宇治琢美[ウジタクミ]
一橋大学法学部卒。一橋大学院社会学研究科博士課程満期退学。元天理大学人間学部教授。現在同非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 八木重吉詩集 岩波文庫