現代のアイヌ文化とは―二風谷アイヌ文化博物館の取り組み

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  • サイズ B6判/ページ数 100p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784862233288
  • NDC分類 389.11
  • Cコード C0039

内容説明

二風谷で今何が起こっているのか。二風谷アイヌ文化博物館の取り組みとアイヌ文化振興の現状。

目次

1 二風谷へいってみよう(萱野茂によるアイヌ民具収集から二風谷アイヌ文化博物館設立まで;二風谷をめぐる)
2 イオマンテ復元を目指して:アイヌ文化振興クラスター事業(クラスター・フェスタ2005:「アイヌ芸能を楽しみまショー」;厚生労働省の交付金事業をイオマンテにつなげよう;アイヌ文化振興クラスター事業3年目:参加者にのしかかったイオマンテの重み;アイヌ文化振興クラスター事業は成功したか)
3 沙流川地域文化評価業務からイオル構想の実現に向けて(沙流川総合開発事業:二風谷ダム裁判とその後;沙流川地域文化評価業務:地域住民参加の実現;アイヌ文化振興にはつながるか;国営イオル公園構想:10年以上に及ぶ道のり)
4 現代のアイヌ文化とは?―日本の博物館におけるアイヌ文化展示からの考察(博物館のアイヌ展示:「伝統」、それとも「現在」?;「アイヌの『酋長』を紹介してください」「『町長』ならいますが!?」;現代のアイヌ文化とは?;アイヌ文化振興クラスター事業の意義・再考;課題は山積み)

著者等紹介

中村尚弘[ナカムラナオヒロ]
神奈川県川崎市出身。京都大学文学部地理学科卒業、同大学文学研究科地理学科修士課程修了、カナダ・クイーンズ大学地理学科博士課程修了。Ph.D.(地理学)取得。2001年より平取町立二風谷アイヌ博物館にお世話になり始め、2004年夏、およそ一月半にわたり研究・ボランティア活動。2008年9月より2009年8月までカナダ・ビクトリア大学地理学科常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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しえろ

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やっぱり、民族も文化も変化していくものだってことは忘れちゃいけないよなー2011/12/03

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