内容説明
明治から昭和にかけて、そしてあの戦争の時、大衆の意識構造はどのように形作られたのか。
目次
軍国少年は居たのか
昭和の子
台湾の人
日本の台湾統治
霧社事件
奈良の冬
ベルリンオリンピック
チマ・チョゴリの人たち
五号機帰還せず
時代の転機〔ほか〕
著者等紹介
河野英通[コウノヒデミチ]
1930年台湾台北市に生まれる。大阪教育大学附属池田小学校、大阪府立北野中学校(現北野高等学校)、旧制浪速高等学校を経て1952年大阪大学法学部卒業。三和銀行、関係会社勤務の後、2002年まで大阪簡易裁判所民事調停委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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malty
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首相は浜口雄幸、大蔵大臣井上準之助、「紙面の左寄りには、二十一日に再開される議会冒頭の施政方針演説の基本方針として「従来は単に野党から突っ込まれないようにしたいという消極的な考えから、政府の各種重要政策に対する方針、諸施設など努めて抽象的に言い表わし、責任を回避するという態度に出る慣例となっているが、現内閣は首相の施政方針演説は名実共に現内閣の施政方針を具体的に表明したものにするということに閣議の意見が一致し、従って首相の演説は相当長いものになる」と記されている。」2007/10/07