内容説明
水は優しくて力強い。個体にも気体にもなり、決まったカタチはなく、どんな容れものにも適応できる―。本書では、人間関係など日常の問題に武術の原理を適用し、水のごとく即妙に応じて生きるための考え方や、すぐにできる瞑想法、心掛けなどを紹介!
目次
気を呼び込む―芯を見つけよ
心を空っぽにする―思い込みを避けよ
炎となり、手となる―他者を観察し、他者の声を聴け
脅威を評価する―恐れを克服せよ
肌で感じる―感受性と直観を養え
目標を知る―衝動をコントロールせよ
力を溜めて、放つ―エナジーを向けよ
リズムを感じる―適切に反応せよ
レンジを見つける―快適なゾーンを広げよ
優先順位を決める―純益を考慮せよ〔ほか〕
著者等紹介
カルディロ,ジョセフ[カルディロ,ジョセフ] [Cardillo,Joseph]
注意訓練(Attention Training)と創造的思考の専門家であり、様々な機関で2万人以上に指導。ホリスティック心理学と心身医学の学位(博士号)を取得。黒帯の熟練した武術家であり、アメリカンケンポーカラテ、詠春拳、太極拳、カリ、ドゥモグなどいくつかの武術の師範を務める。インスピレーショナル・スピーカー、武術家、思想家、エナジー・ティーチングの専門家として好評を博している
湯川進太郎[ユカワシンタロウ]
筑波大学人間系准教授・博士(心理学)、専門は身体心理学、感情心理学、臨床社会心理学。空手道糸東流六段(摩文仁賢榮宗家より允許)、パントマイミスト、太極拳家。感情制御・ストレスマネジメントと武道・武術の関係を身体心理学(特にマインドフルネス)によって捉える独自の観点から、現在、武術・気功・瞑想を中心とした身体技法や武道論を、大学の授業・研究会やブログなどで展開している。つくば心身技法研究会主催、糸東流空手道正修館準師範(柏支部)、筑波大学空手道部顧問、日本武道学会会員、日本マインドフルネス学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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